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ひたすらのブログ

ためしに始めて見たのです♪

 

生き方・未来を考える本 君たちは偉大だ

 

百瀬昭次 | 偕成社 | 児童書出版社

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百瀬昭次. 1937年長野県松本市生まれ。1960年北海道大学理学部物理学科卒業。 日本製鋼所入社。鋼の凝固の研究で1968年日本鉄鋼協会「俵論文賞」を受賞。教育の荒廃に着目し、教育活動に入るため退社。現在「ももせ方式」を提唱し、青少年や親や一般企業人を対象に本格的な「人間づくり」を行っている。また「家庭ゼミナール」「企業ゼミナール」など各種ゼミナールの推進キャンペーンを展開、各方面の要望に応え講演やセミナーでも活躍。 主な著書『君たちは偉大だ』『君たちの未来』『君たちは受験生』『 賢い母親 ...

 

この本を読んで 嫁ぎ先の祖父母のことを想いました。

二人とも満州からの引揚者。

どれほどの苦労が困難があったことかと胸が締め付けられました。

テレビで岐阜の開拓団の話も昨年暮れに知りました。

生きて帰るために・・・・ 開拓団の18歳以上の未婚の娘さんをソ連兵に差し出す。

戦争に負けて村を襲ってくるようになった満州の人々から守ってもらうために・・・・

病気になって亡くなってしまった娘さんも多かったそうです。

テレビで話されていた女性は18歳になっていなかったが お姉さんが必死に18歳以上にするようにと言っていたそうなので守られたみたいです。

でも、そのお姉さんも心が壊れてきて 妹さんと一緒に死ぬんだと泣き叫ぶようになったと話していました。

 

日本に戻ってからもそのことについては誰も触れないようにしたそうです。

でも 「減るもんじゃないし」という言葉をはく人も中にはいたらしいです。

 

松谷みよ子さんの本を読んで戦争の恐ろしさを噛みしめました。

こんな目に遭うなんて

たくさんの先人への供養を忘れないことを改めて思いました。

 

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著者紹介. 松谷みよ子. 東京に生まれる。1951年『貝になった子ども』で児童文学者協会新人賞を受賞以来、国際アンデルセン賞優良賞、野間児童文芸賞、赤い鳥文学賞、日本児童文学者協会賞等を受賞。著書には「松谷みよ子の本」(全10巻・研究編1巻)『 龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』『死の国からのバトン』など多数がある。2015年逝去。 この著者の書籍一覧を見る ...

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評価(評価: 74%)評価:74%-7件のレビュー

あの世からの火 (偕成社の創作―直樹とゆう子の物語)の感想・レビュー一覧です。

 

 
松谷みよ子による児童文学作品。第二次大戦後の朝鮮半島からの引揚げを主題とする。「直樹とゆう子の物語」シリーズの最終作(第5作)。平成5年(1993)刊行。翌年、小学館文学賞(現小学館児童出版文化賞)を受賞。

 

 

 

他にも「あの世からの火」も多くの人に読んでほしいと思います。

 

下記、引用。

 
 
亡くなった松谷みよ子さんの「直樹とゆう子」シリーズ第四冊目。ゆう子たちのはとこエリコが、亡くなった祖父から死の直前に「若い世代に判断を委ねる」と託された、別荘の屋根裏部屋にあった段ボール箱の中身とは。終盤で、ばばちゃまの語った大陸での有り様を簡潔にあらわす一言が凄まじい

 

 
 
お金持ちのお嬢様エリカの祖父が遺した元七三一部隊の重要資料。児童書だけれど残酷な描写も隠さず書かれ(隠さず書くことが重要か)、私も詳しく知らなかったことが知れた。今の日本で暮らしている子供たちが触れる戦争体験は、空襲や原爆などの被害者側の戦争が多く、加害者としての戦争の知識はほとんど与えられない。エリカの祖父も孫娘にとっては優しいおじいちゃまであり、そんな人間を狂気にさせた戦争という特殊な環境を憎むべき。娘は最近あまり本を読まないけど、七三一部隊の具体的な研究内容が書かれた章だけでも読ませたい。

 

 

戦争中、大陸で生体解剖や細菌戦の実験台に「人間」をもちいたという、731部隊の資料が自分の別荘の屋根裏に隠されていたとしたら? もし、自分が中学生で尊敬する祖父が関係者だと知ったら? 中国人たちの非業な死の上に自分の贅沢な生活が築かれていたと知ったら? 物語の中のエリコのようにそんな物は見たくも知りたくもない。ゴミとして始末しようとしたエリコの苦しみ。そして直樹が怒りに燃えたように、松谷みよ子さんも怒ったのだ。民話に埋もれた人の思いをすくい上げたように。日本人皆がエリコにであり直視すべき歴史なのだと。

 

正直言って著者がこんなに社会派だったとは知らなかった。「ふたりのイーダ」の直樹とゆう子がそれぞれ大学生と中学生になっていた。身内にあった戦争の爪痕は、孫たちにとってあまりに過酷で忘れてしまいたいようなことだった。児童文学の部類に入る本にこんなむごい戦争の歴史を描くなんてとても勇気のあることだと思う。ここには戦後60年とあるからさらに10年が経っている。諸外国の人たちの目には日本人は戦争に対する意識が低いと映るのだろう。松谷さんが新しいことも大事だが、しっかり歴史も見つめなさいと言っている。