松岡 正剛(編集工学者)+福家 俊
彦(三井寺長吏)+末木 文美士(仏
教学者)著 春秋社刊 【新刊】
主催の「還生の会」は日本仏教を
広い視座から見直し、仏教を通し
て日本を見なおす会
日常の世界(顕)と神仏の世界
(冥)の関係のテーマを講義して
3人で語る。
8回のうち、本著は第1~4回の内
容を収録。
会長の松岡さんの遺作の1冊でも
ある。松岡さんは今の日本をどう
見ていたのか。
第1章~第4章
・日本仏教って、何だ!
・国家と宗教―最澄の目指したも
の
・草木は成仏するか?―本覚思想
をめぐって
・中世仏教のダイナミズム―鎌倉
仏教の転換

日本仏教を見つめ直してみようと
仏教の歴史から入り、仏教の関係
を再認識するテーマを追求してい
くと、自分の知識や考え方を試さ
れ勉強不足がわかってくる。3人
の真剣勝負の討論は胸に迫る。
特にお能の「複式夢幻能」の説明
に感銘した。
日本文化の本質が和歌とお能にあ
ることも。
日本の未来を変えるヒントは、こ
の本の中に秘められているかもし
れない。