5月2日にようやく桜が開花した。
わたしが毎年会いに行く桜は函館山の中腹にあるため気温が低いので、3日程度開花が
遅れることはわかっていた。
ところが市街地では一気に桜が開き始めて、早く見に行く必要があると思った。
いつでも行けるところではないので、タイミングが難しい。
3日からの4連休はずっと雨だった。
それでも5日に近くを通ったので公園の入口の桜を見たら、まだつぼみだった。
ようやく今日見に行くことができた。
一週間落ち着かなかったものだ。
市街地の桜は葉桜になりはじめている。
果たして、あの桜はどんな状態なのか、今日は北海道のあちらこちらで雪が降っている
のでとても寒かった。天候は曇り。


頂上に近づいていくうちに見事に満開になっている桜たちに会えた。
毎年見ているけれどこれほどの満開の状態で見ることができることは珍しい。

ほんとうに美しいものだ。
1時間ほどだろうか、ひたすら眺めていた。
それが幸せというものかもしれない。
幸せを感じているのだ。

見ているだけでうれしいものだ。
これほどの美を殆ど一人で見ていた。
その間、見に来たのはひとりだけ。

最近、ウォーキングをしていると小鳥のさえずりが気になるようになってきた。
桜に止まる小鳥も山の中のせいもあるのか、あまり聴いたことがない。
さきほど調べたら、函館山は150種類もいる野鳥の楽園らしい。
海峡もあるため、渡り鳥もやってくる。
わたしはいままでなにを聞いていたのだろう。
桜の精はそのことを伝えたかったのか。
「あなたと一年ぶりにお会いでき、うれしいです。
それもわたしが一番華やかでいるときに」
「わたしはただあなたたちに会いたい。その一心でした。
もちろん、あなたに会えることは1年間生き続けることができた証です。
この間も様々なことがありました。
だからあなたに会えることは、とても意味のあることなのです。」
「ありがとうございます。
それでは、わたしのいつもそばにいてくれるおともだちを紹介しましょう。
小鳥たちのさえずりを聞いてごらんなさい。
まさに天上の音楽のように美しいでしょう。」
「なるほど天国があるとしたら、こんな音が聞こえるのかもしれませんね。」
えもいわれぬ香りが漂ってくる。
あれは花の香りだろうか。
あと、どれだけあなたに会えるだろう。
それはわからない。
でも、また会いたいという気持ちがわたしに生きつづけようという気持ちを持たせて
くれるのだろう。
気がついたら、この急な坂道を登っていても、息が苦しい感じがしなかった。
これはジムの効果もあるのだろう。
いつまでもここにいたい。
そんな気持ちだった。
わたしは後ろ髪をひかれるようにこの場所を離れた。
また来年会いましょう。
美しいあなたに会いたいから。
そして小さな花にこそ聖なるものが宿っていることを忘れてはならない。

耳慣れない小鳥たちのさえずりが聞こえた。
小鳥たちの声が理解できたならどんなにいいだろうと思った。
アッシジのフランチェスコのように。
ありがとう。
桜の精よ。
わたしが毎年会いに行く桜は函館山の中腹にあるため気温が低いので、3日程度開花が
遅れることはわかっていた。
ところが市街地では一気に桜が開き始めて、早く見に行く必要があると思った。
いつでも行けるところではないので、タイミングが難しい。
3日からの4連休はずっと雨だった。
それでも5日に近くを通ったので公園の入口の桜を見たら、まだつぼみだった。
ようやく今日見に行くことができた。
一週間落ち着かなかったものだ。
市街地の桜は葉桜になりはじめている。
果たして、あの桜はどんな状態なのか、今日は北海道のあちらこちらで雪が降っている
のでとても寒かった。天候は曇り。


頂上に近づいていくうちに見事に満開になっている桜たちに会えた。
毎年見ているけれどこれほどの満開の状態で見ることができることは珍しい。

ほんとうに美しいものだ。
1時間ほどだろうか、ひたすら眺めていた。
それが幸せというものかもしれない。
幸せを感じているのだ。

見ているだけでうれしいものだ。
これほどの美を殆ど一人で見ていた。
その間、見に来たのはひとりだけ。

最近、ウォーキングをしていると小鳥のさえずりが気になるようになってきた。
桜に止まる小鳥も山の中のせいもあるのか、あまり聴いたことがない。
さきほど調べたら、函館山は150種類もいる野鳥の楽園らしい。
海峡もあるため、渡り鳥もやってくる。
わたしはいままでなにを聞いていたのだろう。
桜の精はそのことを伝えたかったのか。
「あなたと一年ぶりにお会いでき、うれしいです。
それもわたしが一番華やかでいるときに」
「わたしはただあなたたちに会いたい。その一心でした。
もちろん、あなたに会えることは1年間生き続けることができた証です。
この間も様々なことがありました。
だからあなたに会えることは、とても意味のあることなのです。」
「ありがとうございます。
それでは、わたしのいつもそばにいてくれるおともだちを紹介しましょう。
小鳥たちのさえずりを聞いてごらんなさい。
まさに天上の音楽のように美しいでしょう。」
「なるほど天国があるとしたら、こんな音が聞こえるのかもしれませんね。」
えもいわれぬ香りが漂ってくる。
あれは花の香りだろうか。
あと、どれだけあなたに会えるだろう。
それはわからない。
でも、また会いたいという気持ちがわたしに生きつづけようという気持ちを持たせて
くれるのだろう。
気がついたら、この急な坂道を登っていても、息が苦しい感じがしなかった。
これはジムの効果もあるのだろう。
いつまでもここにいたい。
そんな気持ちだった。
わたしは後ろ髪をひかれるようにこの場所を離れた。
また来年会いましょう。
美しいあなたに会いたいから。
そして小さな花にこそ聖なるものが宿っていることを忘れてはならない。

耳慣れない小鳥たちのさえずりが聞こえた。
小鳥たちの声が理解できたならどんなにいいだろうと思った。
アッシジのフランチェスコのように。
ありがとう。
桜の精よ。