幼稚園の時のママ友の話。
うちと同じ一人っ子。
そのママは私より年齢もお姉さんでしたが気さくに仲良くしてもらってました。
幼稚園のころから そのママは、
『うちは中学受験させて、大学は早慶あたりに行かせたい‼︎』
と はっきり宣言していたんです。
まだ子どもが小さいのにずいぶん鼻息荒くしているなぁと当時 私は思っていました。
小学校はそれぞれ別の学校でしたが、他のお友達も一緒に年に数回はランチ会で会っていましたね。
うちが中学受験を目指して塾に入った時も
『そろそろ考えなくちゃダメだよね~』
みたいな話はするものの、そのママさんはなかなか息子君を塾に入れませんでした。
ご家庭それぞれに考えがあるし、塾に入るだけが受験勉強ではない…と思っていましたが、私と顔を合わせる度に塾の話や中学受験の話、お金の話を私から根掘り葉掘り聞いていたので、気にはしているようでした。
結局 塾も大手塾でもなく、うちの息子が行っていた中学受験専門塾でもなく、月謝がお手頃だからという理由で中学受験専門でない小さな塾へ通わせてたんです。
子どもたちが6年生になってからは私も忙しくなり、そのママとはしばらく会う機会がありませんでした。
そして今年 3月、久しぶりにランチ会をして再会しました。
当然、”受験はどうだった?”
”学校はどこに決まったの?”
と聞いたら…
『受験はしなかった』
と返事が返ってきたんです

話を聞いてみると、6年生になったころからご主人の単身赴任生活が始まり、生活費も二重にかかるようになったそうです。
お互いに生活が大変だから、夏くらいにご主人が家に戻るか またはご主人の方へ引っ越すか話し合いがもたれたそうです。
そしたら話し合いを聞いていた息子君が突然塾へ行って 塾を辞めるあいさつ & 手続きを勝手にしてきたっていうからびっくり

慌ててそのママも何故そんなことをしたのか 息子君に問いただしてみると、
『そんなにお金がかかるなら、中学受験は辞める!』
と言ったとか。
結局、息子君の決心は固く 塾を辞め、受験も辞めてしまったらしいのですが、この話を聞いていた別の友達は、
『○○君、大人だね!自分で決心したなんて偉いよ!』
なんて声をかけていたけど、私はそれは何か違う気がしました。
申しわけないけど、息子君は受験勉強から逃げたように感じたんです。
中学受験させたかったのは親で、息子君本人はやる気がないと以前に会った時から話していました。やる気がないから成績も上がらず、行きたい学校より行けそうな学校選びをしていました。
お金のことも息子君にとっては辞める口実だったと思います。
そのママだって、小さい頃から中学受験させると豪語していたのだから、息子君が受験を辞めると言った時 説得するべき。でも説得できなかったのは、お金のことと息子君のやる気の問題だったのではないかと感じました。
中学受験をしなかったことは別に問題ではないです。
でも中学受験をさせたかった親と結局勉強から逃げてしまった息子君の気持ちのすれ違いが気の毒に思ってしまいました。
あと お金のこともなのかな…。
やはり中学受験はお金がかかりますよね

中途半端な気持ちで塾へ入ると次から次へとお金が出ていきます。せっかく勉強始めて成績が上がったりしてくると、途中では辞められなくなりますよね…普通は。
各ご家庭で出せるエンジェル係数はどれくらいなのか、しっかり把握して始めないと、”中学受験させたい!”という思いだけでは あとあと苦しくなってくるように思います。
幼稚園の頃はみんなの前であんなに豪語していたのに、再会のランチ会では その話を聞いた後は誰も受験の話題はしませんでした

その後 なんか気まずくって、そのママとは連絡を取っていません。
中学受験って親も子も中途半端な気持ちでは出来ないなと感じた出来事でした
