前回のブログから引き続き
治療を続けていたぽっけですが
何とか最後の願いを掛けて
麻酔管理をして頂きましたが
長い重積状態から
脳がダメージを受けてしまい
結果的に戻ってくる事が出来ず
4月9日の朝 亡くなりました
ぽっけを応援して下さった皆様
知恵を貸して下さった皆様
本当にありがとうございました
ぽっけは私の宝物でした
可愛くて仕方なくて
初めて赤ちゃんから育てた
大切な箱入り娘でした
たった5年でさよならなんて
あまりに受け入れられません
この5年間
ぽっけがぽっけらしく
自由に楽しく過ごせた時間が
一体どれくらいあっただろう
他の子みたいに
毎日お散歩して
楽しい時にはしゃいで
自由に走り回る
そんな普通の事が
ぽっけには凄く難しかった
発作性転倒が快方に向かい
やっと不自由なく生活が
出来ると思ったのもつかの間の
特発性てんかんの発症
まさかこんなに
重度の難治性てんかんで
発症からたった1年半で
命を奪われるなんて
私の宝物はどうして
たった5歳で
もっと早く、VNS手術を
受けていれば良かったのか
もっと早く重積の状態に気付き
スピーディーに治療をしていたら
助けられたのか
あの時の鎮静剤を
他のモノにしていたら
抑えられていたのか
最後に挿管して麻酔をかけなければ
もう少し一緒に居られたのか
何が正解だったか分からない
ここまではなかなか居ないと
言われた重度の難治性てんかん
素人なりに勉強はしたけど
どうしてあげたら良かったのか
分からない事だらけで
正しい判断が出来なかった事も
あるんだろうと思う
必死に戦ってくれたのに
結果は助けてあげられなかった
ごめんね ぽっちゃん
でもそれでも
今までの生活を変えて、
常にぽっけを中心に行動し
寄り添い考え 悩み抜いて
家族みんなで
必死にてんかんと戦った
1年半でした
まだまだ悲しさや後悔でいっぱいで
ぽっけに申し訳ない気持ちもあります
でも
少し時間が経ち
私達、頑張ったよねとも
思えます
年々無口が進む 猫派獣医師は
正しい治療法も分からない中で
必死に勉強をして頭を抱え
出来る治療は全てしてくれた
自分の子の命を
背負うプレッシャーの中
休む時間なんてまるでなくても
私の意見も聞きながら
必死に治療をしてくれました
普段私の言う事など
まるで聞かないプチ反抗期の娘も
常にぽっけを心配して
発作が出れば
iPadを放り出して
(普段どれだけ言っても離さないのに)
私達のフォローをしてくれて
必ずぽっけに優しく寄り添ってくれた
旅行や遊びに
行けなくなっても
ぽっけの事となると
受け入れてくれた
大切な妹だもんね
私達家族だけでなく
ぽっけが大好きだった
病院の優しいお姉さん達にも
沢山お世話になりました
ぽっけは本当に
病院に行くのが大好きだった
各大学病院の先生方にも
早急に診察や手術などして頂き
休みの日にも連携して
治療についてアドバイスをくれました
The核家族なもので
どうにも都合がつかない時には
アムさんを頼らせて頂いたり
本当に沢山の方に支えて頂きました
それもひとえに
ぽっけが人懐っこく
超スーパーウルトラ
可愛いあまちゃんぷに子ちゃん
だったおかげだと思っています
おもちゃで遊ぶのが好きで
食いしん坊で
怒られたってへこたれない
人の上に寝るのが好きで
抱っこされるとへろんへろんになって
動く気が無いと絶対動かないし
嫌な事すると睨んでくるし
永遠にトイレ覚えないし
細い毛ですぐ全身毛玉になるし
なまずみたいなひげが生えてて
お腹が赤ちゃんみたいに
たぷたぷとぅるとぅるで
全部、全部
可愛くてたまらなかった
たくさんの保護犬達の先輩として
優しく受け入れてくれて
大好きなお友達も出来たもんね
もっと一緒に居たかった
希望を込めて受けた手術だった
こんな宝物を失って
私はどうしたら良いのだろうか と
眠っているだけのような
変わらない可愛い顔に
まだまだ涙は止まりませんが
もうぽっけが苦しむ事なく
自由に走り回れる所へ行けるなら
よく頑張ったね
ありがとうと
送り出したいと思います
私達の家族になってくれて
本当に本当に幸せでした
小さい頃から苦労も沢山あったけど
絶対にぽっけじゃないとダメだった
ぽっちゃん本当によく頑張った
沢山の幸せをありがとう
とにかく沢山の病気に
なりやすいキャバリア
それでもやっぱり
キャバリアが好きだから
いつかまた前向きになり
このブログに戻って来れたらと思います