時刻は夜中の2時を過ぎた。
夜勤の者以外の隊士はみんな眠っている。
ただ、副長の土方十四朗を除いて。
土方は煙草をくわえて、無言で書類をかたずけていく。
土方の机には、常に大量の書類が山積みになっている。
何故か。
理由は簡単だ。
土方以外まともに書類をまとめることのできる人が真選組にいないからだ。
スー・・・。
少しだけ部屋の戸が開く音がした。
常人には聞き取ることなどできないような小さな音だ。
土方は戸にチラリと視線を向ける。
土方には分かっていた。 そこにいる人が誰なのか。
「それで気配消したつもりか、馬鹿山崎。」
「気づいてたんですか。」
土方が山崎のことを見ていたのはわずか数秒。
すぐに書類に目を落とす。
山崎は何も言わずにそこにいた。
「何か用があるなら言え。 つか、そこ寒ィだろ、入ってこいよ。」
失礼しますと言いながら部屋に入る山崎。
土方は山崎の方を見ない。
鬼の副長。
そう呼ばれるほど恐ろしい人だというのに、
近くで見ると土方は綺麗だった。
整った顔立ちに、女が羨むような白い肌。
瞳孔が開き気味と言われるその瞳は
光の入り具合によって色々な色に見える不思議な瞳。
生えそろった長いまつげが瞬きをするたびに揺れる。
本当に土方は綺麗だった。
モテないはずがない・・・山崎は心の中で呟いた。
実際に土方はモテた。
何故か男からも想いを寄せられてしまうこともある。
万屋の銀時も、同じ真選組の沖田も実は土方のことが好きなのではないか。
山崎はそう思っている。
そし山崎も土方のことが好きだった。
「副長・・・これ以上仕事をしたらお体に触ります。」
「でもやらなきゃいけねぇモンなんだからしょうがねぇだろ。」
「俺がやりますよ。」
山崎の言葉に土方は眉間にしわを寄せる。
でも、そのしわは前に近藤が代わりにやると言った時よりも浅かった。
山崎は近藤よりも心配がいらないようだ。
「・・・いいのか?」
「はい。」
山崎は心の中で言った。
口に出して好きというなんて死んでもできない。
・・・でも、あなたの傍に居させてください。
俺はあなたのために働く。
それが俺のせい一杯の気持ちの表現です。
END
即急小説第二弾!!!
おかしいところがあるのは、即急だからです;;
これは山土だったはず・・・。
・・・最終的にナニコレ??な小説になってしまった・・・(-"-;A
ていうか、私は短い話が作れないらしい。(これでも努力した方です;;)
そのうち連載ものかくよ。
パラレルな3Z。(つまり全然3Zじゃない3Z)



