お父さんが
休学届けにサインをしてくれた。


もう好きにしたらえんや!

って。


紛争地で死んだらえんや!


って。突き放しながらも
無言で自分の名前を書いて
判を押した。


そして今日
東京に向けて家を出る前に
父さんは本当は心配してることを聞いた。

せっかく休学届けにサインをもらいながらも
今さらになって悩みだした。


ふと父さんの口から
小山先生の名前が出た
小山先生にいっぱい相談してきた。
うちがあの時どう考えどう思っていたか
小山先生は父さんに話していた。父さんは
可奈子があの時そんなことに悩んでいることさえ知らんかって
悲しくて
小山先生に涙して感謝したと言った。

父さんはよく冗談を言うが
それは本当だと思う。


駅にはいろんな別れがある。
私と同じような人達が
親と別れを交している
駅から始まり
駅から「私」がスタートする
みんなに後押しされながら。
ここで力をためて。