昨日のブログで予告しましたが
うーん 間を置かずに書いちゃおか…と
さっそく書き始めてまとめました
砕け散るところを見せてあげる

まず まだ観たことがない方に
あらすじを私なりに書きたいと思います
私なりになので 主観的なことも入ります
真っ赤な嵐は原作からの名前ですが ここは流してください 母親はこのあと出てくる玻璃
父親はいません 息子はヒーローに憧れている
そして呟く…父さんはヒーローだった
父親…清澄が走っている場面に変わり
ここからは清澄が高校3年生という場面に移ります
清澄役は中川大志くん
走って全校朝礼の最後列に並ぶけど
そこは1年生の列だった
同級生に物(ゴミや上履きも)を投げられ笑われている蔵本玻璃(石井杏奈さん)
それを見た清澄は 上履きを投げようとしている男子の手を取りやめさせる
それがきっかけとなり いじめられている玻璃を守り 救っているうちに 実は玻璃は頭の回転もよく ウィットに飛んで面白い子だとわかり 清澄は玻璃とずっと一緒にいたいなと思うようになる
学校までの数分間 一緒に通学路を歩いたり
過去問のファイルを貸してあげるために家に立ち寄り
母親(矢田亜希子さん)も交えて一緒に過ごす
『もう付き合ってるんだよね ふふふっ』というオバサンニマニマとなったのも束の間
そう……実は父親は殺してしまった祖母をスーツケースに入れて家の裏の沼に沈めていたのだ
それに立ち会わせた玻璃も共犯だなと脅し それは表沙汰にはならなかったけど
玻璃にもずっと暴力を振るってきていた
そのことは清澄に言わなかったけど 家で起こる問題を UFOに例えて話す それは父親のことであり撃ち落としたいUFOは父親だったのだけど
その時点では清澄は気づいていなかった
(一緒にいるうちに 気づき始めるのだけど)
玻璃にとって 学校でいじめられることなど 父親の暴力に比べれば我慢できる範囲だったのかもしれない
清澄は イジメから玻璃を守ると決心する
ヒーローになるのだと…自らを鼓舞する
父親は 隠していたことが暴かれるのを警戒して
清澄たち母子の家を探していた(おそらく家をみつけ放火するつもり)
閉じ込められていた玻璃は 何とか家から抜け出し 清澄に伝えようとやってくる
とにかく逃げてくださいと訴える玻璃の顔は腫れ上がり 父親の仕業だと確信する清澄
証拠を見つけて 父親を警察に突き出そうという意図だったのか (すぐ警察にいきなよ という声が多かった まあお話が続かないから仕方ないですね)
沼から拾い上げたスーツケースには玻璃の母親のピアスが転がっていて玻璃は愕然とする
警察に電話しようと戻った自宅の庭で
そこにコロコロっと転がったピアスの方を見た父親
一瞬 気を緩めたすきに 玻璃は起き上がり
ゴルフクラブで父親に何度もなぐりかかり……
玻璃は施設に送られ 名前も変えて清澄の前からも消えてしまった
清澄は入院していたけど卒業式には間に合って無事に卒業 笑顔で写真におさまるけど 目をやった教室に 玻璃はもう通うことはない
子どもが生まれる予定日のこと
増水した川のそばを通っていた時に
清澄は事故に出くわす
車が川に落ちてしまい 救助もまた到着せず見ている人たちは手を出せないでいた
清澄は川に入り 車内の人を救う
最後に助けた女の子を川岸の人に託すと そのまま流されてしまう
流されながら もう命が尽きてしまうことを悟ったのか……
自分はこのまま命尽きてしまうけど 玻璃や産まれてくる子どもを見守り愛し続けると語りかける
見る全てのものに生まれ変わり
そうやって 愛し続けると
まさに砕け散り閃光が放ったかのような瞬間 玻璃はひとつの命をこの世にと迎える
なにか……通じたのか 玻璃の目から涙が流れる
あの日 救えなかった玻璃を そのままひとりにしてきてしまい 別の人としてうまれかわった彼女(玻璃なんだけど)と歩き始めてしまったことが ずっと清澄のUFOだったのか 見ず知らずの人達であっても命を救うことがせめてもの贖罪だと思ったのか
終盤はまた 序盤と同じ現在 いま
息子……真っ赤な嵐と母親
つけ加えますと
これは週明け月曜日の朝
2日前の土曜日のことに遡ります
公園のトイレに閉じ込められていた玻璃を救い出し
濡れた制服を乾かす間に 髪ももっとふわっと(軽やかに)させればいいのに……と言った通り
玻璃はこれまでのベタッとした髪ではなく 前髪を直しながら清澄に近づくのね
それがとても可愛い こんな日が続けばよかったのに
父親の件がからんできて
そして 砕け散るのは清澄もそうだけど
それと同時に玻璃の抱えていた絶望=UFOが砕け散るところを見せてあげる……それが愛だと
深い意味があるんだね……
だけどね……やっぱり
玻璃や真っ赤な嵐のために 生きてほしかったよ
愛に終わりはない 自分が砕け散っても
目に映る全てのものになって見守っているからね
そんな宇宙規模の愛だしても
やはり……ねぇ 
清澄らしいといえばそうなんだけど……
ささやかな幸せでよかったのに……そばにいてほしかったな
天竜川の話ですが 昨日のブログで書いた件
台風の後の撮影 ミラクルだったというエピソード
確かに普通はそこまで水量がなくて 映画の画としては迫力に欠ける
あとからCGで水を足す予定だったらしい
その必要がなくなるほどの台風がきた
危惧したのが こんな危険な状態で撮影するなんて……という声はなかったろうか
命綱もあり 少し下流にはダイバーの皆さんが待機していたし 万全の注意を払っていたのはわかってる
だから私は大志くんにも関わった皆さまにも「おつかれさま……」と思うだけなんだけど
どうか お叱りを受けていないことを願っています
それから これも昨日書いたけど つけ加えます
SABU監督は 中川大志の名前を聞いて
ひと目見たら「清澄やん」
その記事を載せたブログを貼っておきますね
🙇♀️
そうそう 吐き出します
読んでいたレビュー 最近映画を観たらしい方の
悪くない映画だけど、中川大志も井之脇海も高校生には見えないのでガンガン浮いている。
えー嘘でしょいちゃもんじゃない?
あの時20歳になったばかりよ
そして十分見た目も高校生だけど























