夏目アラタの結婚の感想 


長くなるので 

今回は 中川大志くんが演じた宮前ちゃんのことを書きたいと思います とは言っても全体にも触れざるを得ないところもあります

なお ストーリーについては書かないので 映画を観ていない方にはちんぷんかんぷんだと思います

すみません…


原作は未読ですが

どんな人物?というのは気になったので調べ

過去のブログに載せた通りです


7/21のブログから
ここ バラバラの場面を合わせただけですが
結構表情豊かな人で 噂によるとクセあり?

見せてもらえた場面写真は まあアツイ人でもありそうだし クセありにも見えるし
徳永さんにはコミカルすぎないように願ってました(もう遅いけど……)でも まあよかったです
なんせ……ボク恋 ONE DAYときて……3度目なので
ちと心配だった

そして wikipediaを見ると
原作漫画のキャラも含んでるのか?そこは不明


この程度の予備知識で見た映画

8/21ジャパンプレミアが初見

9/6舞台挨拶で2回観て 計3回観ての感想


 

初見(8/21)

まず そんなにクセ強めではなかったな

印象はいい弁護士だった

メイン2人のキャラがぶっ飛んでいるから

役者の演技も含め 宮前ちゃんのインパクトは弱かったかも


試写会などで観た人のレビューを見ると

映画については賛否両論 極端に分かれてる

その中でチラチラみえたのが原作と比べての感想

長ーい原作を2時間にするには仕方がない

割り切るしかないと自分では思うけど 原作ファンは譲れないものがあるんだろうな


メイン2人を褒める声は多い そして 大志くんを褒める声ももちろんあるしさすがという声もある

ここで大志くんや宮前ちゃんを称える声がメインを超えてしまうのでは逆に脇役としてアウトだから

これで十分 メインをちゃんと前面に出すために 脇の皆さんが良き演技だったと思う


宮前ちゃんについてはこんな声もあった

真珠の幼少期の虐待を見ているなら 中川大志では若すぎ 年齢設定がおかしい

でも だからこそ映画の宮前ちゃんは何歳とは書かれていない(はず)

そして虐待されている幼少期の真珠とのシーンがあるのはアラタだけど そこが原作では宮前ちゃんなのかな?


それより 宮前ちゃんと真珠の関係が もっと何かありそうな気配だったのに 映画ではそこまでよくわからなかった

手弁当でも弁護したくなる……ということの理由が何かあるのかもしれないけど


初見の感想をまとめると 

宮前ちゃんは真珠を弁護する姿勢には一貫性があるけど メイン2人が心も行動もどんどん変わっていくから

そこに見ているものも翻弄されながら 結末はそうなるのね……という感じ


★★★☆☆(私の評価)

なーんてことを思いながら公開初日を待つ

その以上調べず 原作を読んでみることもなく ちょいちょい見かけたレビューを開いてみるくらいでした


そして 2週間と数日後 📆

 

9/6に観た感想

まず 一番気になる宮前ちゃんの胸の内

忘れちゃうから 何度も頭の中で繰り返したいたセリフが

痛々しい姿に惹かれるいう人もいるんですよ……この線を引いたところが違ったかなぁ

頭の中で繰り返していたのにメモもできないから

好み うーん 魅力を感じる人だったかなぁ 

まあそこに興味を持つというニュアンスだったけど 正確ではないことをお許しください

どういう場面かというと 宮前ちゃんがアラタにある写真を見せる 

それは痩せ細った真珠 心が病んでしまっていた頃 

その時に宮前ちゃんが言ったセリフです

好きという言葉を使ったわけではない

でも宮前ちゃんのそのセリフを聞いたアラタがハッとして ん?という顔になる

そこが 何かあるかな……と思ったひとつめ


初めは国選弁護人だったけど 真珠に呼ばれたとはいえ そこを引き受けたのは同情心から

それでも そこに宮前ちゃんが(言葉悪く言えば)そそるものがあったのかなぁ いや 恋愛上のことではなくて

哀れな小動物?自分が守ってあげなきゃ命さえも危ぶまれる存在がその時の真珠だったのかなぁ


そこにアラタが現れ プロポーズしちゃった!と聞いた時はどんな心境だったのだろう

おそらく 宮前ちゃん⇒真珠の恋愛感情はなく

それでも 自分が守っていく対象だったけど

かっさわれた思いになったかなぁ

アラタが結婚することに反対はなく(偽装だとふんでいても)真珠を救うために手を組もうとしたのは素直な宮前ちゃんなんだろう

真珠の涙を目の前で見るのは 数回だったけど 

映らなかったところでも きっとアラタが現れる前は「宮前先生だけが頼りなの」「ボクの弁護を引き受けてくれてありがと」とか そこでしか見せない顔を見せられて キュンとすることもあったのだろうか

恋心はなくても ちょっと惑わされるような

はい 全部想像です 

アラタが現れてから真珠が語り始めた……だからアラタは宮前ちゃんにとってライバルではなく救世主 そしてタッグを組む相棒


でも 下矢印ここも……思っちゃった

アラタが 真珠を乗せてバイクで過ぎ去った後に映し出された宮前ちゃん
あーーーっセツナイ
揺らぐ心を抑え 場面を説明すると
『もう面会も裁判も来なくていい でもひとつだけお願い』だと真珠の願いを叶えたところ
事件当時未成年だったことが明らかになり いったん釈放 いずれ逮捕状が出るだろう そのつかの間の自由な時間に起こったこと

宮前ちゃんは2人を応援もしてるだろうけど

これまでは自分が守る立場だったけど ガラス越しではなく 生身の2人がぴったりくっついてバイクで立ち去ったそこは 嫉妬したかなぁ

あ そうそう この前のコネべー📻️は新宿から帰った後に深夜に録音を聴いていたけど眠かったんです 堤監督が宮前も嫉妬があったとか?ないとか?の話のところ ちょっと寝ぼけていたのだけど やはりそういう感情もあったのかな

聴き直せばいいのだろうけど でも 今書いている文章は自分で思ったことなので そこの結論をまだ聴きたくない このままにします(私って偏屈でしょ)


上の写真の宮前ちゃんは 複雑な胸の内が伝わってくるよね……

…でラストの方
犯行当時17歳だったこともあり 懲役13年
刑務所で服役中の真珠にアラタは会いに行っていない
そして 送られてきた離婚届は まだ待ったまま
アラタが 同情の目で真珠をみていたことは 本当に真珠を愛そうとしていなかったということで
もう これ以上彼女に向き合えない

そう言って去って行くアラタに宮前ちゃんは言う 
カッコつけないで自分をさらけ出せばいいじゃないですか
↑はいセリフは忘れました
(あとから正解がわかっても直しません こういうのが面白いから)
宮前ちゃんが 語るんですよ……
隅田川テラスの川べりで……ん?違う?
(上の写真は 全く違うものです……)

2人が話す場面の
遠くにみえるの清洲橋かなぁ…って見てたけど
ダンナが言うにはもっと下流かなと
アラタがスカイツリーの方に向かって行ったから
話がそれてすみません

あれもねぇ……流れによっては宮前ちゃんが真珠にますます心奪われて あれ?2人が結婚しちゃった?
あーーそれはないだろうけど

雑な宮前ちゃんまとめ (ワタシ的な)

痛々しい姿に 感じるものがあり
自分にだけ見せる涙に胸が震えて
父性本能か 恋心か
それでも きっと塀の中にまでは手を伸ばさず
アラタの行動を見て 複雑になり
応援する気持ちと 奪われてしまう悔しさと
でも 真珠の幸せを思い アラタの背中を押す

えーーー?また恋の2番手なの?


いや
それはない

それはないと繰り返しながら 色々と想像して感想を書いてすみません
原作のファンの方には より怒られるかも

映画は 宮前ちゃんの胸の内がわかる場面やセリフがあったら なおよかったけど
メインの2人の話が大事だろうから そこは望みません

他の役者さんの話も含め また映画の感想を書きたいと思っています

大志くんは最初にも書いたように 主演を引き立てる演技
メイン2人があれだけのインパクトなので
イコール熱演だと評価されるのは当然
それでも 見てくれる人は見ている中川大志
長撮りの法廷シーンや アラタとのシーン
真珠とのシーン 
目立ったところはなくても 確実に着実に演じきったと思います

年齢設定からのミスキャストと言われるのは
大志くんのせいではないし 弁護士を演じている上で検事の福士誠治さんともいい掛け合いになったと思っています
この2人の法廷シーンなどなど これだけではもったいないので
映画でもドラマでもまた観たいなぁ……
この前も書いちゃったけど笑い泣き

では……以上です🙇‍♀

★★★★☆ あがった👌
私のシロートの評価だけど