夏目アラタの結婚の感想
長くなるので
今回は 中川大志くんが演じた宮前ちゃんのことを書きたいと思います とは言っても全体にも触れざるを得ないところもあります
なお ストーリーについては書かないので 映画を観ていない方にはちんぷんかんぷんだと思います
すみません…
原作は未読ですが
どんな人物?というのは気になったので調べ
過去のブログに載せた通りです
8/21ジャパンプレミアが初見
9/6舞台挨拶で2回観て 計3回観ての感想
初見(8/21)
まず そんなにクセ強めではなかったな
印象はいい弁護士だった
メイン2人のキャラがぶっ飛んでいるから
役者の演技も含め 宮前ちゃんのインパクトは弱かったかも
試写会などで観た人のレビューを見ると
映画については賛否両論 極端に分かれてる
その中でチラチラみえたのが原作と比べての感想
長ーい原作を2時間にするには仕方がない
割り切るしかないと自分では思うけど 原作ファンは譲れないものがあるんだろうな
メイン2人を褒める声は多い そして 大志くんを褒める声ももちろんあるしさすがという声もある
ここで大志くんや宮前ちゃんを称える声がメインを超えてしまうのでは逆に脇役としてアウトだから
これで十分 メインをちゃんと前面に出すために 脇の皆さんが良き演技だったと思う
宮前ちゃんについてはこんな声もあった
真珠の幼少期の虐待を見ているなら 中川大志では若すぎ 年齢設定がおかしい
でも だからこそ映画の宮前ちゃんは何歳とは書かれていない(はず)
そして虐待されている幼少期の真珠とのシーンがあるのはアラタだけど そこが原作では宮前ちゃんなのかな?
それより 宮前ちゃんと真珠の関係が もっと何かありそうな気配だったのに 映画ではそこまでよくわからなかった
手弁当でも弁護したくなる……ということの理由が何かあるのかもしれないけど
初見の感想をまとめると
宮前ちゃんは真珠を弁護する姿勢には一貫性があるけど メイン2人が心も行動もどんどん変わっていくから
そこに見ているものも翻弄されながら 結末はそうなるのね……という感じ
★★★☆☆(私の評価)
なーんてことを思いながら公開初日を待つ
その以上調べず 原作を読んでみることもなく ちょいちょい見かけたレビューを開いてみるくらいでした
そして 2週間と数日後 📆
9/6に観た感想
まず 一番気になる宮前ちゃんの胸の内
忘れちゃうから 何度も頭の中で繰り返したいたセリフが
痛々しい姿に惹かれるっていう人もいるんですよ……この線を引いたところが違ったかなぁ
頭の中で繰り返していたのにメモもできないから
好み うーん 魅力を感じる人だったかなぁ
まあそこに興味を持つというニュアンスだったけど 正確ではないことをお許しください
どういう場面かというと 宮前ちゃんがアラタにある写真を見せる
それは痩せ細った真珠 心が病んでしまっていた頃
その時に宮前ちゃんが言ったセリフです
好きという言葉を使ったわけではない
でも宮前ちゃんのそのセリフを聞いたアラタがハッとして ん?という顔になる
そこが 何かあるかな……と思ったひとつめ
初めは国選弁護人だったけど 真珠に呼ばれたとはいえ そこを引き受けたのは同情心から
それでも そこに宮前ちゃんが(言葉悪く言えば)そそるものがあったのかなぁ いや 恋愛上のことではなくて
哀れな小動物?自分が守ってあげなきゃ命さえも危ぶまれる存在がその時の真珠だったのかなぁ
そこにアラタが現れ プロポーズしちゃった!と聞いた時はどんな心境だったのだろう
おそらく 宮前ちゃん⇒真珠の恋愛感情はなく
それでも 自分が守っていく対象だったけど
かっさわれた思いになったかなぁ
アラタが結婚することに反対はなく(偽装だとふんでいても)真珠を救うために手を組もうとしたのは素直な宮前ちゃんなんだろう
映らなかったところでも きっとアラタが現れる前は「宮前先生だけが頼りなの」「ボクの弁護を引き受けてくれてありがと」とか そこでしか見せない顔を見せられて キュンとすることもあったのだろうか
恋心はなくても ちょっと惑わされるような
はい 全部想像です
アラタが現れてから真珠が語り始めた……だからアラタは宮前ちゃんにとってライバルではなく救世主 そしてタッグを組む相棒
でも ここも……思っちゃった
宮前ちゃんは2人を応援もしてるだろうけど
これまでは自分が守る立場だったけど ガラス越しではなく 生身の2人がぴったりくっついてバイクで立ち去ったそこは 嫉妬したかなぁ
聴き直せばいいのだろうけど でも 今書いている文章は自分で思ったことなので そこの結論をまだ聴きたくない このままにします(私って偏屈でしょ)
えーーー?また恋の2番手なの?