色々とネタバレ有り 

&大志くんオタクブログです


映画を見たのは 4/22に完成披露舞台挨拶の日

まず思ったことを約一ヶ月胸にしまってきました

(ネタバレ🆗の人には喋ったけど)


作品の素晴らしさ 監督はじめ作り上げた皆さまと

演じた役者の皆さまを称えることはもちろんです

そこに何の不満もありません


その上でのお話

欲しかった場面がなかったことを残念がってしまったのは本当にオタクのわがままです

誰にどう非難されてもなんの言い訳もできません


原作を読んでしまおうと思った理由は

以前のブログにも書いたけど

①歴史や時代劇に疎いこと②囲碁を全く知らないことから わかることはわかっていた方が最初から映画を楽しめると思ったのと③弥吉の登場はどのくらいか知りたかった

名前は3番目に出てるけど 順番が3番目でも 決して3番手ではないし これだけのベテラン俳優さんたちが出揃って 出番は少ないかな……と予想していました

だから読み終えた時には 予想よりも登場していたのでほっとしました

読みながら役者の皆さんの顔を思い浮かべ それはそれでよかったです


あの『忘れてはおらんな』の怒声……罵声が弥吉に向けてであること

その時の格之進が仇討ちをして感情が高まっているからこそのあらぬ疑いをかけられた怒りが蘇り爆発していること

弥吉とのクライマックス(この後が真のヤマ場だろうけど)がじわじわ……きました


何と言っても嬉しかったのが お絹ちゃんといい感じになる……そして……雛人形

そこはもちろん映画でも描かれていました

ただ お絹と弥吉はそんなに映らない

お絹の白無垢姿での三々九度……弥吉が盃を受け取るところは(大志くんの)顔もちゃんと映るけど

あとはそれをぼんやりと……または引き気味で…映るくらいなんです

格之進と源兵衛(國村隼さん)のやり取りが長く映り……

でも そこはいいんです

格之進のお話であり源兵衛もいいんです

その祝言の途中で格之進は姿を消す

ラストは 荒野を歩く格之進で終わったけど
観ている人たちが このあとどうなるのか……と考える終わり方かな

萬屋は安泰だとして お絹も幸せに暮らすとして
格之進はあの掛け軸を売って 自分が清廉潔白ゆえ役を解かれた者たちへお金を渡しに行くのだろうか

まあ 深くは考えなくていいか……


月見


白石監督は幸せなシーンは撮らないとか?

インタビューで読んだけど 一度読んだだけで違っていたらスミマセン

この祝言のシーンも あ 2人が夫婦になったんだなとわかればいい ということなんだろう

この右に弥吉がいるけど……
映画でしか見ることはできない……
💿が出たらリピするぞ

一度はぎくしゃくして物別れになった2人

格之進の疑いも晴れ

弥吉が謝り……もうこれからは顔を見せないとお絹の前から去るのだけど……

ファンとしてはそのシーンも欲しかった

でも監督的には無し(泣く泣くかもしれないけど)


それよりも もっと熱望してた

下矢印ここからがもしかしたら エンドロールのあとにあるかも??と期待していたところなのです

翌年 弥吉とお絹の子供が生まれて その男の子はすくすくと育ち8歳になりました


お絹は以前から母上のお墓参りに行きたいと思っていたのだけど 弥吉はそれを汲んで格之進に頼むのよね

格之進とお絹 息子の源兵衛が彦根へと発つ


見送る弥吉と徳二郎

途中 六日目で大雨になり川を渡れなくなった3人 

宿はどこもいっぱいで…困っていたところにある男が自分の働く旅籠に連れていってくれて……

主人にきいてくれて 宿ではないけど部屋を用意してくれた

なんとそこの主人が源兵衛だったのです

源兵衛は弥吉に萬屋をまかせたあと行方をくらましていたのでした

10年ぶりの再会

弥吉との子どもにも会えて嬉しかったろうな

しかも その子どもの名前が源兵衛

格之進がどうしてもつけたかった名前


あれ以来 碁をうってなかった格之進と源兵衛は

10年ぶりに碁盤を間に向かい合って………


この一連がエンドロールのあと描かれるかな……と願ってスクリーンを見ていました

弥吉が赤ちゃんの源兵衛を抱っこするところとか……ないかなぁなんてね

でも…残念だった 

願っていたけど 不満はありません

何度も書いちゃうけど格之進が主人公 

白石監督が伝えたいことは全部収まったと話していたので それで納得です


   


ここからは余談を

その前にXで見たポスト

『弥吉の役が一番難しかったろう』と……

わかってるなぁ……大志くんはそういう役が多い

白黒はっきりのいい人悪い人というより

微妙な立ち位置の繊細な演技が多い 演じ切るから見る人は当たり前のように流すけど こういうポストを見ると嬉しくなります


では 私の余談 もちろん中川大志オタク

弥吉とお絹の最初の場面

碁を打ち始める格之進と源兵衛

そこで待つ弥吉が居眠りをして ハッと気づくと

あくびしたお絹と目があって 2人で微笑みあって……こちらもニマニマしちゃった

互いに気になる存在になったよねラブラブ


碁を打ちに格之進の家を訪れる源兵衛

お供をする弥吉

「お前も囲碁をやったらどうだ……」と源兵衛に言われた時には

「頭が痛くなるから」と言ったのに 

「なーんだ ここに通えばと思ったのに」と源兵衛の言葉を聞くと 舌の根が乾かぬうちに「旦那様がそうおっしゃるなら……」と囲碁を始める宣言

映画館でもくすくす笑い声が聞こえたけど 弥吉(大志くん)可愛かったなぁ 


その後 確か碁会所で 囲碁を打ちながら

源兵衛が格之進にたずねる

「弥吉の碁はどうですか」


源兵衛はいずれ弥吉とお絹を……と望んで碁の腕を質問しながら 生い立ちのことも話すでしょ

武士の家に生まれながら 流行り病で両親は亡くなり

遠縁の源兵衛がひきとり育ててきた いずれ萬屋を継がせようと思っている……と

うわぁん 源兵衛いい人……初めは近所の子供達にケチ兵衛なんて言われていたけど…ほんといい人だった

おトイレにいったときに額の裏に隠した五十両を忘れなければね……あれはやっちまったなぁ


弥吉碁の腕を尋ねられた格之進が「筋が良く品がある」と答えたのも すごく嬉しかった


白石監督のもとで演じることになり

血なまぐさい男臭い役を演じたかった大志くんだけど

今回は弥吉でよかったね 

ひとつ間違えばただのおバカ……になってしまう弥吉をこんなふうに演じきったことを監督も称賛してくれたし 次はどんな役を撮ってくれるか……楽しみ



重忠の烏帽子姿を見慣れていてキューンだったから

月代はどうかなぁ……と思ったけど 見ていたら愛らしくなってきた


円山応挙もコミカルだったし

LIFEはねぇ コントだから 

それとはまた違うあきんど姿もまたよかったです

え?これ……続編ある???……ないか🤣



冒頭にいろいろネタバレと書いた理由

昨年の御手洗家、炎上する

碁盤斬り

儚き光のラプソディ

大志くんの土下座でのゴメンナサイ 続くなぁ……と思いながら胸にしまっておいたので… やっと言えた😛


🙇‍♀


月見の宴に招かれた格之進とお絹
母上の形見の反物で仕上げた着物に

お庚さんから譲り受けた帯

この姿を見てドギマギした弥吉も可愛かった
この前見てきた 銀座のカフェでの展示上矢印下矢印
清原果耶ちゃんが袖を通したお着物ね
上矢印こちらはもちろん……下矢印
18日に明治座に向かう前に東京中日スポーツ
……………監督 切れてる……えーん


今日はダンナが観に行きたいらしいので
リハビリ前に碁番切り🎞見てきます
4回目だ……笑い泣き

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