間もなく公演がはじまる段階ですが、脚本が日々変化していく現場で、この作品が秘めている無限の可能性を強く感じています。『儚き光のラプソディ』は、脚本を設計図に僕たちがそれぞれの解釈を試し深めていくことで、奥ゆきがどんどん出る作品だと思っていて。人間のもつ素晴らしさや、人間のもつ力、そして人と人が交わることの魅力など、僕たち人間がこの世界で生きていく永遠のテーマのようなものが描かれている作品なので
FAST 2024/4/26
中川大志さんの思う、本作のテーマとは?
漠然とした言い方になってしまいますが、今回は“時”がテーマになっていて。時代が流れて変わってきたものと変われていないこと、変わっていかなきゃいけないこと、みたいなところが描かれると思います。なので、いろんな世代の方に観ていただきたいですが、特に10代、20代の若い世代の方に観ていただきたい作品です。
本作の開幕を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
心待ちにしてくださっているみなさんがたくさんいらっしゃると思いますが、僕たちもお客様の前に立てることを心待ちにしています。初日に幕が上がってお客様の前に立ったときに、“地球ゴージャスの舞台に自分が出ているんだ”ということ、地球ゴージャスの歴史の一部に参加できているんだということを、初めて本当の意味で実感するのかなと。今は、それも含めてドキドキしているところではありますが、稽古場では必死に作品のことを、役のことを考えてやっています。地球ゴージャス30周年という節目の公演でもあるので、みなさんとお祭りのように楽しくて、充実した濃厚な時間を一緒に作れたらいいなと思っています。
お忙しい日々ですが、帰宅したらソファに座って動かない? もしくはあれこれ動くタイプですか。
日によりますね。スイッチが入るとひたすら家事をやったりもします。掃除と片付け、洗濯とかまとめて一気に。日頃からちょこちょこ、やれる時にやろうという意識はあって、スイッチが入ったらやる、だけどスイッチが入っていない時はやらないようにしています。どうしてもやらなきゃいけないときはやるんですけど、基本的には気分が乗っている時にやった方が効率もいいし楽しくやれるので
うーん、あまり意識していないけど、やらないと決めたことはやらないです。例えば家でゴロンと休むなら、台本は開かない。なるべくその時々のこと、目の前のことだけに頭を使いたいし集中したいと思っています。基本、仕事が終われば自然とオフになりますし、現場に行けばオンになる。時には意図的に自分を調整していくこともありますが
現在はもう一つ先の境地にたどり着いたのですね。