私がこのブログを始めるきっかけですが、、


治療のとき、命の危機のとき、家族との会話、先生との話し、一語一句、先生の表情までも鮮明に記憶しています。


忘れないうちに、何かに残したい。と思いました。


日記に書こうと思っていたのですが、



私は、入院中、色々な方のブログを拝見させてもらっていました。


そして、同じ急性脳症でも、薬の副作用にしても人それぞれ色々な症状があるという事。


「知る」って、大事なんじゃないかな?と。


知ってるのと知らないとは全然違うなぁと。。思いました。



見てもなんとも思わないような小さい、びくつきでも、実は重要な痙攣かもしれない、


そんなのも、1番気付いてやれるのは、先生でもなく、看護師でもなく、1番側で見ている、私たち両親だと思うから。




自分なりに情報を色々入手して、先生に意見したって、全然いいと思います。




だって大切な家族が命がけで戦っているんだから、、当然です。



うちのケースもひとつの例として、参考になればと。





今でも、年間、約100人の子供が急性脳症を発症していると言われています。


もしかしたら、こうしてる今の今も、急性期を頑張っておられる方がいるかもしれない。


私のように、闇の中で苦しんでおられる方がいるかもしれない。


そうゆう方の目に少しでもとまってくれたら。。



心の整理の仕方は人それぞれだと思います。



ただ少し冷静になって、現実としっかり向き合って、ちょっと違う方向へ考え方を変えてみたら、
何かが変わってくるかもしれない。




自分を責めたりしなくていいんです。



だって過去の事をらいくら考えても何も変わらないから。



大切なのは、今、そして未来だと思うんです。



私が拝見させてもらってたブログの中のお母さん方はみんな前向きで、笑っていました。


なんで、こんなに前向きになれるんだろぅ、、と思っていましたが、



きっと、それぞれ、皆さん、悩んだり、苦しんだり、、絶対あったと思います。



それを乗り越えてこそ今があるのだと。。



最初から「強い」より、苦しんで、悩んで、経験して、強さを手にした方が、きっとより強くなれるような気がするのです。



だから、悩んで、苦しんだ期間は無駄ではなかったと、私は思います。



あの日、あの時期があるから、今がある。


きっとこれから色々な事があるでしょう。


でも、きっと乗り越えて行ける。そう思うのです。