RADIO SALLY-71
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あの細く美しいワイヤーは

 
 
 
「あの細く美しいワイヤーは、初めから無かったよ。」



あの曲を初めて聴いたときから

もしかしたら

そのずっと前から

俺達は知ってたのかな。

気づかないふりを
続けてきただけなのかな。


きっと神様の悪戯?



でも確かにあの時
ウッドベースは囁いたんだ。

二段ベッドの上で
肩をすくめながらね。



あいつがあの娘に囁いたように。

彼が彼女に囁いたように。


もう一度

信じることができたなら

「絶望」なんて名前のさ
地下鉄なんて飛び降りて

クリーム色のバスに揺られて。

窓のそとの景色は真っ暗で
今は何も見えなくっても

行き着くところだけは
綺麗な丘の上に決めているから。

俺達。



遅くなったけど
メリー、誕生日おめでとう。

ルッカ、もう泣きやんだかな?
 
 
 
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風に吹かれて

 
 
 
どれだけ道を歩いたら…


幾つの海を飛びこえたら…


何度弾丸の雨が降ったなら…



幾年月

山は在りつづけるのか…



幾年月

不自由な人は存在し続けるのか…

自由を許されるまで?



何度人は

見ないふりを続けるのか…



いったい…

いったい
何度見上げたら

青い空は見えるのか…



その答えは

友よ

風に舞っている

答えは

風に舞っている



この七夕の
夕凪の風に吹かれて

友よ

立ち止まり

振り返り

歩いて行こう



友よ

答えは…

風に舞っている。
 
 
 

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友よ

誕生日おめでとう。

LUCCA

 
 
 
高速道路から

こぼれ落ちてきた

夢拾い集めて

暮らしている

クリスマスを憎んでいる

穴の空いてるくつ下に

笑いながら話しかけてる

あの娘名前

ルッカ



うんざりするくらい

変わりばえしない

車達の音いなくなるほど

キレイな声で歌をうたえば

割れたガラスも

ダイヤに見える



「明日になれば笑えるかもね」

そう思ってた

ルッカ 今どこ?



ルッカ 元気?

ルッカ 俺は

ルッカ なんとか

ルッカ やってるさ



ルッカ 元気?
 
 
 
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