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やってもぉーた

今日の朝はやってもぉーたショック!


いや、まだガキやで俺もショック!

携帯小説【バケモノ③】




カメレオン執事に案内された場所は
町外れの倉庫。


中から奇妙な音楽が聞こえる


女はなめられてたまるか
と余裕綽々で答えた


知ってるょココ
クラブでしょ


友達が行った事あるっていってたもん


カメレオンがニヤリと笑い首を横に降る


女は恥ずかしくなり
いそいそと謎の箱の扉を開ける。


バーン!と扉が開くと同時に
奇妙な音が耳一杯に飛び込んで来た

女は「いっ」
て顔を踏ん張りながらも冷静を保ち中へ進む


カメレオンは相変わらず笑っている
冷静を保つ女はココに居る資格を得た




すると人だかりが見え
女は目が点になった。


そこには
金髪のサラリーマンや全身豹柄のギャル男、ニワトリ見たいなおじいちゃん達が
音に乗ってた


ターンテーブルもないしギターもない
ボーカルも居ない


女は感情がコントロール出来なくなりカメレオン執事に罵声のように尋ねる



ココは何?
クラブでもなければライブハウスでもない

ロックンロールでもなければヒップホップでもフォークでもない


この音楽は一体なんなの?



カメレオン執事は
答える


ヒップホップが黒人の音楽だとしたら…
ロックが白人の音楽だとしたら…


演歌が日本人の音楽だとしたら…


この箱の中めちゃめちゃな音に基礎のないアンバランスな奇怪な踊りで
それぞれぶっ飛んだ恰好でパフォーマンスをする


名付けて「パラドックス」
は目立ちたい人達の音楽なのです

携帯小説【バケモノ②】




髪の毛を赤くしたらまず制服が似合わなくなった。


普段着も
赤髪とマッチしない


なんだか頭だけ浮いたカッコで街に出た。


髪の毛を赤くしただけじゃ自分の思う評価は得られない。


ヤンキー、または強く見られたい思春期の若者がただ頭を金髪にしても
評価は「不恰好」


全身と雰囲気の調和
服装、髪型、今時のヤンキーの「情報」欠けている



評価が不恰好な赤髪の女は
交差点で信号待ちの間
「なんか…もっと
目立ちたいなあ」と呟いた


するとそれが掛け声となり
「目立ちたい事」への入口が一気に開いた

目の前にはカメレオン見たいなテカテカのエナメルライダースを装備したぶっ飛んだ人が手招きしていた


ようこそ


女は呆気に取られ舌をまく


そのテカテカのカメレオンが紫色の口を開く
三丁目の交差点沿いの信号は入口なんです


合言葉は「目立ちたい。」


貴方は資格を手に入れたのです