昇る陽があれば、沈む陽もあるんですねぇ・・・しみじみ・・・・

名代の看板が”引退”の二文字を自ら口にし、高座から去ることになりました・・・


本日のmiiは、先日現役引退を表明した三遊亭圓楽さんです。







こんな噺家はもう出てはこないと思いますね。粋を気取ってもで見苦しくてね。脂っこくてクール。

若い頃は、馬面(うまづら)で暑っ苦しい風貌とは裏腹に、自らを「星の王子様」と名乗る可笑しさ・・・

幽霊顔でキザが売り物の(故)小円遊さんと負けず劣らずの裏腹さ加減でした。


エスプリを効かせたくどい語りと、クールでジャジーなインストサウンドが重なり、言い様のない雰囲気と高度経済成長の日本のムンムンなィ夜を醸しだしている「円楽のプレイボーイ講座」は、私が愛してやまない、東洋一のサウンドマシーン・クレイジーケンバンドのィ横山剣の世界観に大きな影響を与えたという一枚であり、後に横山剣解説のもとCD化された珠玉の迷盤なのであります。


クレイジーケンバンドといえば、曲名そのままに、売れっ子脚本家、クドカンこと工藤官九郎が脚本したTBS系ドラマ「タイガー&ドラゴン」。これもまた、ヤクザものが、落語家と二足のわらじを履きながら、笑いの世界に傾倒してゆく物語で、一話毎に、古典落語の噺がモチーフになって物語りに織り込まれているというものでした。


そのタイガー&ドラゴンの記念すべき第一話タイトルこそが「芝浜」なんです。・・・そう、先日圓楽さんが引退を決意した高座でかけた演目であったのです。

妙なリンクのおかげで、この人の引退を語らざるを得なくなってしまいました。


まだ死んだ訳じゃあないんで、後継の指導に、脂っこくあたっていただきたいです。


笑点は歌丸さんへバトンタッチですね・・・

・円楽のプレイボーイ講座