むかしむかし、ある国に、たいそうおしゃれの好きな王様がいました。

王様は「パレードに着るおしゃれな服はないかな・・・皆をあっと驚かせるような服は・・・」と思っていました。


そんなある日、王様の下へ、布織職人と名乗る男がやってきて、言いました。「実は私どもは馬鹿や役立たずにはまったく見ることのできないという、世にも不思議な布地を織ることができるのです。いかがです?王様、その布地で服を作ってみませんか?」

王様はすかさず「おお!それは素晴らしい!ぜひ作ってくれ!」と、大喜びで布織職人に注文しました。


数日が立ち、不思議な布地が出来たと知らせを受けた王様は、居てもたっても居られなくなり、家来をつれて、職人の仕事場へ行きました。


布織職人は「いかがです?王様?馬鹿や役立たずにはまったく見ることの出来ない世にも不思議な布地が、このように仕上がりました。どうぞご覧ください」といって布地を差し出しました。


ところが、王様は心の中でどっきりとしました。

なぜなら、王様には、その布地がまったく見えなかったからです。

それもそのはず、「馬鹿や役立たずにはまったく見ることのできない世にも不思議な布地」というのは、でたらめな話で、布地もなにも、はなからありません。しかも、布織職人というのも真っ赤なウソ、この男、王様をだまそうと企んだただの詐欺師だったのです。


そうとは知らない王様は、(家来たちの前で、布地がまったく見えないと言ってしまうと、”自分が馬鹿で役立たず”ということになってしまうので、布地が見えないなんて口がさけても言えるわけがない)と考えて、家来を試してみることにしました。

「おお、たしかに!馬鹿や役立たずにはまったく見ることのできない不思議な布地じゃ!なあ、お前たち?」


聞かれた家来たちも、(まったく見えないといってしまうと、王様に”馬鹿で役立たず”と思われてしまう!これは大変だ!)と思い

「王様、まことに素晴らしいものでございます。」「私も左様に思います」と口々に布地を褒めました。


それを聞いた王様は、(なんだ!?家来たちには見えるのか!?わしだけこの布地が見えないのか?・・・・)

とますます困ってしまいましたが、周りに悟られぬように、布地をさらに褒め、すぐに服に仕立てるように本当は詐欺師の布織職人に命じました。


そして、不安な気持ちのまま、その服を着て王様はパレードに出ることになりました。

下着いっちょうのはだかの上から、馬鹿や役立たずにはまったく見えない服をまとい、大勢の国民の前を通ります。


パレードを見物している国民たちは、自分の目を疑いました。目の前を下着いっちょうのはだかの姿で、王様が通っているのですから・・・・

でも、国民たちは、自分が馬鹿で役立たずと思われたくないばっかりに、「なんて素敵な服なんだ!」「素晴らしい!!」「王様バンザーイ!!」と見えたフリをして口々に王様をたたえました。


それを聞いた王様は少し安心しました。

自分が布地が見えなくて、”馬鹿で役立たず”になってしまうことは棚にあげてしまって、王様を褒める皆の言葉にだんだん酔いはじめてきました。

「そうかそうか!これはやっぱり!不思議な布で作った不思議な服だ!こりゃあいいわい!」

ますます調子づいて皆に笑顔で答えます。


下着いっちょうで、誇らしげに、笑みを浮かべて、人々の前をとおり過ぎる王様・・・・・・


はて?この後どうなるんでしたっけ?



あ、忘れてた本日のmii・・・・・

今日はスピリチュアルカウンセラーの江原啓之さん

この方は守護霊が見えたり、メッセージを受け取ることができたり

前世が見えたりする霊的な能力があるそうです。・・・・・・・・・・・へぇ・・・・・・・・で?

私は、馬鹿で役立たずなんで、さっぱりわかりません。





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(◆より上の文章は、昔見聞きした童話を思い出しながら、あらすじを書いたもので、一部ないしは大部分において、うろ覚えと、思い違いと、創作でございます。引用・盗用はないですが、なにがしかの権利を害することが有る場合はお知らせください。削除いたします。

ちなみに、本日掲載したmiiのモデル「江原啓之さん」とまったく関連するものではございません。)