最近、めっきりベースとギターの話ばかりしてきたので、ここらで本職の、漫画の話。


少女漫画家を目指す僕…。師と仰ぐ父は手塚治虫先生、母は渡辺多恵子先生である。元々は少年漫画を描いていたが、当時「北斗の拳」などが流行っており、筋肉質の男が描けない僕は悩んでいた。そんな時、出逢ったのが、「ファミリー!」である。


他の少女漫画家とは一線を画す、笑いと愛情に満ちた作風に感銘を受け、「この道なら、やって行けるかも知れない」と思い始めたのである。20歳の時、女子限定のアシスタント募集に応募し、一次予選を通過、面接までこぎ着けた。たった1日の間に大変貴重な体験をさせて頂き、決意を固めた僕である。


先だって、20年ぶりに、オリジナル作品を読んで頂いたが、まだまだ突っ込みどころ満載の御意見を頂いた。かなりの自信作だった為に落ち込んだが、そこでへこたれてはいられない。更なる新作を描かねば男が廃ると言うものだ。


自分の得意分野は何か、よく考えた…。


結論はバンドものを描こうである。バンドを組んだ経験を活かし描けるもの…。次はこれしかないと確信する。何故ならドラム以外は触ったどころか持って居る。シンセサイザーに至ってはCASIOPEAを打ち込みで完全コピーするなどの知識と経験を持つからだ。しかし、インストバンドでは華が無い。そこで女の子をヴォーカルに据え、僕流の少女漫画にしようと言う訳だ。


しかし、「NANA」などバンドものはヒット作があり、ちょっとやそっとでは面白いと言ってもらえないのも事実。そこが頭を悩ませている。そして、どう恋愛を絡めて行くかも大きな課題であろう。正直なところ、読み切りが下手な僕としては、長編になる可能性が高い。描くのが遅い事を考えると、尚難しい…。


さて、どう闘うか…勝負の相手は自分自身である。