あなたのまっすぐな*そのまっすぐな言葉に | ぴおのブログ

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50代シングル なんとか暮らしを立てています。目まぐるしく変わる時代の中で、ぽつりぽつりと思うことを書いています。


ワタクシそろそろ職場も

定年に近い年齢になり




自分のこれまでとか

これからとか




何を大事と思うのかとか





本当のこととか





考えることがとても増えました






真顔うーむ





今から先に選べることは

もうそんなにたくさんはない





だったら本当に大切なものを

選び 過ごしたいと

そう強くおもうようになったからです






世間が大事と言っているから

自分もあたりまえに

そうあるべきで

そうなれないなら

少し考えなおさないといけないとか





適当なご都合で決められた





良いとか悪いとかで




決める必要もないことを

どちらかでないとおかしいと

置いてみたりしていたことも






微妙な違和感に気づいていたけれど

だからといって

それを排除する煩わしさは

厭わず反発してみせるほどには

価値があるとも思えず





確かなことはなかなか見つからなくて





本当のことに似たような

フェイクな生きがいや

理屈だけはきっちり通る

張りぼての

素晴らしい人生は

それっぽくたくさんある




でも




こころにすとんと

落ちるような





ほんとうに大切なほんとうのことは

なかなか見つからなくて





そんな時





ワタシがわかっていなかった

大切なこと





ある女の子の

言葉が教えてくれました





彼女の名前で検索すれば

彼女の声で語る

その動画はみれますが

ワタシに

はりつけの技術がないので凝視





文面で失礼します






*以下 FNNオンラインニュースより*






*移植前の動画*





人工心臓は精密で

とても優れた医療機器だと

感じていますが




小さな彼女の素直な言葉





「すごく

あたたかくて


拍動が

すごくて


これが心臓なんだなって」




****




ものすごく

こころに響きました

泣けました




ほんとうに自分は

何にもわかっていなかったなと

言葉にできない

感覚でした




いのちは

熱い温度を持って

生きる





ワタシの身体に

いくつもの

かけがえのない奇跡がある

臓器や神経やひとつひとつが

ちゃんとあること





それを

忘れて




何を大事というんだろう





彼女が幼さののこる

たどたどしくもしっかりとした

実際の声を通すと

その説得力は凄まじいです





この日から

ワタシは折に触れ

よくこの言葉を

思い出しては




自分の胸に手を当てて

心臓の拍動を感じてみたり

しています




わたしにはこんなに

しっかり動く心臓がある

温かい拍動がある





言いようのない勇気のようなものが

わいてくる気がします






生まれついて

あたりまえのように

主張もなにもしないたくさんに

恵まれていることだらけ





たとえば

反回神経というものがありますが






反回神経は飲み込むことや声を出すことを

つかさどる神経です





この神経の太さはなんと

一本の髪の毛ほどしかありません




こんな些細な神経すら

忘れられることもなく

ちゃんと作られて持たされているから

ワタシはちゃんと食べることもできて

いるのに









*****



好乃ちゃん

ほんとうにありがとう





あなたのまっすぐな言葉に

はっとさせられました





これからも大切なこと

見つけながら

こころに留めながら

いろんなことを決めていこうと

思います





月並みだけれど





ガンバロウほんわか気づき

勇気をもらいましたよ





心臓ではない胸の中も

温かくなりました





豊かな日々を願っています




                ハートぴお