今日はい今までを振り返りたいと思います。

昨年夏から右足の付け根に痛みを感じるようになり、町の1軒目の成形外科のX線撮影でははっきりしたことがわからず、痛み止めを処方してもらい一時的に痛みはやわらぎましたが、秋になると再び痛みは強くなり、夜寝返りをするのも苦労するくらいになり、普通に歩けなくなりました。

 就寝中に私が「痛い、痛い」というのを見かねて、別の成形外科で診てもらった方がいいというので、別の成形外科開業医で診てもらいましたが、やはりX線撮影ではわからないので、中規模の病院でMRIを撮ってきて、その日中に再度来るように言われたので、MRIのデータをもって再度受診したところ、右大腿骨に誰が見ても大きな異常がみられ、おそらく腫瘍だろうとの見解で、大学病院に紹介状を書いてもらいました。この時点で、私は骨への転移ということはどういうことを意味するのか当然理解していましたし、この先どうしたものか、最悪はもう丸山ワクチンしかないかななどと冷静に考えながら帰りました。

 12月24日(約2週間後)に大学病院でCT画像検査、血液検査等実施し、その場で前立腺癌である可能性が高いと整形外科担当医から説明を受け、急遽、泌尿器科の予約をとってもらいました。

 暮れも押し迫った12月28日、泌尿器科の診察を受けましたが、24日の時点で成型外科の担当医からはPSAの値の説明がなかったのですが、泌尿器科の主治医が慌ててPSAが基準の300倍以上のあまり見られない1480であること、既に大腿骨、リンパ節への転移が認められるとの説明を受け、即検査入院となり、以降の治療計画の説明を受けました。

 今となっては遅れながらも別の成形外科で診てもらったらと言った家内に感謝しています。そうでなければもっと悪化していたと思います。

 翌12月29日に生検の結果が出るのを待たずにホルモン治療の注射を打ち、退院し正月を迎えました。