2022年1月12日水曜日
水について考えている
豊臣秀吉の軍師
黒田官兵衛孝高は晩年
黒田如水円清と名乗った
利休とともに朝鮮出兵反対や
朝鮮からの無断帰国で蟄居を命じら
れ
命すら危うくなった黒田官兵衛は
身雖在毀誉褒貶之間 心如水清
水従方円之器
として
黒田如水円清
と名を改め命乞いをし助命される
上善如水
老子曰く
上善は水の如し
水は善く萬物を利して争わず
最善の生き方は水の如し
以前
患者さんのIさんから1冊の写真集
をいただいた
素晴らしい写真集である
ただ薄らボンヤリの私は
打てば響くような反応を見せられな
かった
やや時が流れて
この本に出会う
やっと心に響いた
量子力学という分野がある
その分野で
人間が見ていると見ていないで
量子(素粒子など)の振る舞いが変
わるという現象が確認されている
波(なみ)になったり
粒(つぶ)になったりする
素粒子は全ての物質の大元である
素粒子が集まり元素が出来
水素と酸素が結び付いて水が出来る
人間の水に対する想いにより
素粒子の振る舞いが変わり
水の結晶が変わる
つまり
水が変わる
例えば
水に対して
愛・感謝の想いを持つ
あるいは
愛・感謝の文字を見せる
すると
水の結晶は
こんな気高く神々しい結晶を結ぶ
ありがとう
の想い 文字を水に見せると
バランスの良い調和の取れた美しい
結晶を結ぶ
反対に
ばかやろうの想いや文字を見せると
結晶すら結ばなくなる
水に対する人間の想いにより
水は如何様にも姿を変え振る舞いを
変え変化変質する
この様な素晴らしい本がある
MRIの中心的開発者で
麻酔科医である中田力先生の発見で
ある
本の帯に結論が書いてある
「意識は脳の中の水から生まれる」
中田先生は
全身麻酔のメカニズムを最終的に
解明した
全身麻酔薬がどのようにして意識を
とるのか
不活性ガスと呼ばれるもっとも安定
している元素で
他の元素や化合物と容易に反応しな
いガスがある
ヘリウム・ネオン・アルゴン・クリ
プトン・キセノン・ラドンである
アメリカのノーベル化学賞受賞者
ポーリング博士は
キセノンを含む全ての全身麻酔効果
のある薬品が水のクラスター形成を
安定化し
小さな結晶水和を作り出すことを発
見したのである
ポーリング博士は
水和性微細クリスタル説
と呼び
中田力先生は
水性相理論
と呼ぶ
全身麻酔薬と呼ばれる薬物が例外な
く結晶水和物を作り出し
麻酔の効果が結晶水和物の作り安さ
に比例し
大気圧が低い状態では結晶水和物が
より多く作られ
全身麻酔の大気圧依存性まで説明出
来る
全身麻酔は意識をとる
その分子機序が結晶水和物の形成に
ある
人間の意識の根源が脳の中の水分子
の振る舞いに依存している
つまり
水の結晶は人間の想い次第で振る舞
いを変える
人間の意識・心・想いは脳の中の水
分子の振る舞いに依存している
人間の良い想いが良い水分子を作る
脳の中の良い水分子が良い想いを作
る
分かりやすく簡単に言えば
良い心が良い水を作り
良い水が良い心を作る
この好循環が延々と続き
心と水は延々と良くなり続ける
もちろん
逆の悪循環も成り立つ
どうであろう
心と水の磨き合い
私の水
この先
私の心は磨かれて行くだろうか
2022年2月2日水曜日