あの勾当台公園の一件から 妙な気持ちが残ったまま日々を過ごしていたわけです。
なんであんな嘘をつかなきゃいけないの?
別に友達だって言うだけでいいんじゃないの?
●松くんの気持ちが全く解らなくなってきました。
「ねぇねぇ 聞いた?I子と●松くん KISSしたってさぁ (*ノωノ) 」
(*ノωノ) キャァァァァ
そっか そういう事なんだな。
まぁ 最初に名乗りをあげたんだもんね。 そりゃ そうだ。
だったら だったで なんで 麻呂やH美が誘った時
《俺はあっちが好きだ》
とはっきり言わんのだろう?
思えば思うほどにドツボにはまっていきます。
「麻呂!! 今日 ●松んちに いくよ!! 決着つけなきゃ いけないと思う!」
H美が言うんです。
「決着って。。。」
「麻呂か I子か 選んでもらう。」
「何? あんた達さぁ 最近つるんでるけど!! 付き合い悪くなったね。どういう事?つーか I子とY里が異様に接近しているのも意味がわからないんだけど!!」
横槍を入れてきたのは T絵でした。
ことの事情を話すと。。
「だからねぇ。。。MっこやY恵は知っているんだ? 何で私だけ 蚊帳の外? すっごく気分悪い!! その 原因になった男のとこにいくんでしょ? だったら 私も連れて行きなさいよね!!」
H美は 《これはとてもデリケートな問題だから あえてアンタは麻呂の妹ってことで 付いてきてよ。今更別の人が入ったら あっちも混乱するでしょう?》 とT絵に言いました。
「ハイハイ! でも 一番最初にこのクラスで彼氏作ったの私なんだけどね。。。ま いいわ。なんでも どんな男か 顔を拝みたいもんね」
T絵は 身長ちっさめのかわいいサイズの女の子でして。。。麻呂とは真逆の感じでした。 なので 妹と言っても誰も不思議には思わなかったのです。
3人連なって 木町通りにある《未だにぼんやりと覚えているんだな》●松家のマンションへ乗り込みました。
「親 今居ないし。 たぶん 2~3日帰ってこないと思うんだ。(=´▽`)ゞ」
出てきた●松くんは言いました。
麻呂の家では 親が2人とも帰らないという事はありません。
だから なんか 妙な違和感を覚えました。
「●松くん ゴハンは どうするの?(゜ー゜*)ハテ」
「あぁ それは 飯ぐらいはなんとか食える金は持っているんで」
「ふぅん なんか すごいね」
大人って こう言うのを言うのかな? って 思いました。
他愛のない話を小一時間したでしょうか?
すると ●松くんが
「ところで。。。なんで 今日は来たの?妹ちゃんと逢わせたかったから?」
「いや そういうのでは。。。えっと」
麻呂がどもっているとすかさず H美が
「●松くんさぁ たぶん 麻呂の気持ち解っているんだよね?」
「気持ちって。。。?(゜ー゜*)?ハテ」
「とぼけないで。」
「H美 麻呂 言うよ あのさ。。。●松くん。 麻呂さぁ ●松くんのこと 好きみたいなのね。 (///д///) 」
「。。。。。。。。。。。。。。。。」
と そこに
トゥルルルルルルル トゥルルルルルルル♪
1本の電話が鳴りました。
息詰まるような部屋の中で ●松くんは 押し黙ったまま 立ち上がろうとはしません。
「電話 。。。でなくていいの?」
「 あ。。。 ごめ。。。」
そう言って席を立ちました。
数分後 戻ってきた●松くんの顔色は ちょっと青い感じでした。
元々 青い感じなのに 思いつめたように さらに重いのです。
なんとなく 誰からかかって来たのか?見当はつきました。 付いたけど 一応聞いてみたんです。
「電話 誰から?」
すると
「い いや親から(⌒д⌒;)」
乾いたような薄ら笑いがなんとも嫌だったので
「ウソツキ!!今のI子でしょ?(--;)解るよ。」
そう突き詰めると
「うん。。。麻呂ぽんと仲良くしてね。 もう 私は要らないんでしょ?。・゚・(ノД`)・゚・。って 泣いてた」
麻呂たちも いい事をしているとは思ってないけど でも ライバルが逢っている時 そんな卑怯な手は一回だって使ったことないのに
「で? どうするの? そういう風に言われて。。。解ったでしょ?どういう事になっているのか」
H美が今一度問いただしました。
「。。。うん。。。」
でも ●松くんは はっきりした 答えを出そうとしません。
時間は さくさくと過ぎていきます。
「あぁぁ なぁんか 煮え切らないねぇ 腹が立つ!!あんた 本当はさ I子のことですら好きじゃないんじゃないの?(;一ω一) ジィー」
T絵が! 黙っていたT絵が言いました。
「Σ( ̄ロ ̄lll)」×3
「ちょ ちょっと T絵!!」
「うるさい!H美 私にも言わせなさいよ!! あのさ これで どっちがどういうタイプか?はっきりしたんじゃないの? それでどっちがいいか?トドメを指してくれって言ってんの!」
「お 俺。。。」
「麻呂 帰ろう! こんなの 聞いたって無駄だって。いろいろ聞いたけどさぁ あんた S学の子?あれも後輩じゃぁないでしょ?あの子も天秤に掛かっているんでしょ?ちがう?そんなことばっかしていて いい恋なんてできるとは思わないけどね 麻呂はあんたに似合わない! この子はこんな体型だけど悪い子じゃないんだ。あんたとつき合わせたら この子汚れちゃうよ!」
T絵は 麻呂とH美の手を引っ張って 部屋を後にしました。
「もう 二度とこないから。I子とオシアワセにどうぞ。」
そう言って 玄関を出ました。
●松くんは 麻呂たちの後姿に向かって
「。。。ごめん」
と 言ってきたんです。
これが 答えです。 そうなんでしょう。
エレベータに 乗り込んで 3人きりになってから 思いっきり 涙が出てきました。
「ちょっと 麻呂 泣かないでよ 私まで泣けちゃう。・゚・(ノД`)・゚・。」
「ごめん 麻呂。。。(ノ_・。) でもね ああいうの いい男って 思えなくてさぁ。。。」
「おわったなぁ 。・゚・(ノД`)・゚・。 なんか なんもかんもだぁ 。・゚・(ノД`)・゚・。解っていたんだ。・゚・(ノД`)・゚・。謝らないでいいよぉ 。・゚・(ノД`)・゚・。」
初めて こんな気持ちになりました。
人から 受け入れられない 否定されたようなそんな痛みがずっと襲ってきて。。。
木町通りから家具の町に抜けるまでの間 涙が止まらず 女子中学生3人 泣きながら町を歩いていました。
「なんか 泣いたら 腹減った (ノ_・。)」
「そだね (ノ▽・。)ププ」
「マックでも食ってく?(ノ∀・。)」
後日、と言っても たしか 1年くらいした辺りでしょうか
I子と ●松くんは別れました。
I子は別れた原因すらも 麻呂だと思い込んだようで 結構 陰湿なパフォーマンスをその後もしてきましたね。
無視してたけど 麻呂 (☉‿ˇ⊙。)うきょきょ
麻呂のせいじゃないよ。 ●松自体が悪かったんだ。
さらに数年後 ●松くんから 手紙が届いてね。
音楽系の大学へ入れたと。。。
麻呂のことを思い出したので手紙を出したと。。。
まるであの初恋の人の手紙の如くね。
今 誰かと付き合っているか? まで書かれてあったけど そんなの関係ないでしょ?
お返事は 書きませんでした。
(=´▽`)ゞ
まぁ そんな感じです
甘酸っぱかった? しょっぺがった?
(❤^ิ∀^ิ)ナハー