流血の北総にて、とうとう・・・ | 68060の部屋II

流血の北総にて、とうとう・・・

最近車内で、リメイクされたバンコクを称える歌を熱唱しているエコダちゃんです。


然るに、また北総を攻めてきた。今回は、事前情報からして、例のアレが確実に捕獲できそうな気配である。



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まずは、


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前の晩にダイソーで買ったこんなもので、


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こんなものを作っていたので、


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近くの水路でこんなことしてる間に、


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・・・イ、イテェ。小指の肉が結構ざっくり剥げた。血がダラダラ。
要するに、初めての練りえさで釣りしようとしたら、ヘラ竿に噛み付かれたのだ。
伸ばしすぎた竿を戻すときは、噛み付かれますので是非軍手を使用してください♪

釣りの方はボウズで・・・と言うか、練りエサのきなこ率が高すぎたようで、失敗だった。もう一袋餅粉を買ってこないと。30分待って引き上げた四つ手網もボウズ。
ほんに使えない漁具だこと。

小指は絆創膏で強めに巻いて「諦めるなよ!」と無理やり止血。


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手網を仕掛けた水路。ガサも試みてみたが、断面図にして逆さ凸型に水深が深く、断念。タモロコとモツゴとスジエビは居た。





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さぁ、ジンジンと痛む小指を尻目に、気を取り直して開拓を進める。
某河川の両脇を流れる水路。ほぼ止水でヘドロが凄く、フナしか居なかった。


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でも最近フナちゃん、ますます好き♪日本の川魚の代表だしね。
尺フナをゲットして塩焼きにしてみたい♪


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本流では、目の色を変えたフィッシャーを乗せたモーターボート?が3艘も出ていた。貴方達もフナがお好きかしらん?





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ふうむ、ここも水は綺麗だけど、水深浅過ぎるし、護岸(ユニークな形ではある)だし、植物も少ないなぁ。
一応つぶしてみるか。


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局所的に繁茂されても、網入れられないよ・・・。でも無理クリ無理クリ。


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・・・ったら、キタァアアア!
22年ぶり二度目のご対面。タナゴちゃんです。
薄くてちっこくて、新鮮だ。

このスポットはスジエビ、モツゴ、バラタナゴ(ほぼタイリク~)、トウヨシノボリ、がバランスよく分布。わずかに居たザリガニとブルーギルはいつも通り握りつぶしてやった。




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更にスポット探しは続く。某湖沼に注ぐ水路。


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水深はとても浅いが、水流は程好くあり、魚影も濃い。


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はい、やっぱり居ました。明らかに「バラタナゴのオスです!」という個体。タナゴが普通にホイホイ採れるなんて、まるで琵琶湖水系を攻めているようだ。


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余計な奴は排除ね。でもザリガニは殆ど居なくて素敵だ。
ここもモツゴ、タモロコが目立つ。北総の特徴か、オイカワやウグイは殆ど見られない。


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にしても、陸も水底もヘドロが凄くて埋まり死にそうである。


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15cm超えのビゲストドジョウ。ヘドロをエサにでっかくなったか。
「腕白でも良い、たくましく育ってくれれば。」



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ドンドン攻めちゃうよーん。
湖沼に注ぐ某河川。水は綺麗だが水流が強め。


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しかも、工事現場みたいな変な護岸のされ方だ。ロの字に鉄骨が張り巡っているのだ。ここもヘドロ多目、水深が1.5mほどあるポイントも多く、鉄骨を頼りに攻めることになる。久しぶりにウェダーの中に水の進入を許してしまうくらい深く、気を抜けない。


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デカフナ君。妙に鱗が黒く見えたので調査のためお持ち帰り。途中カネヒラとかタイリクバラタナゴをご存知の散歩おじさんに話しかけられ、見守られつつ攻める形に。「お、フナ大きいねぇ」、興味津々のようだ。


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デカウキゴリ。
おっさんはまだ付いてくる。日没が迫っており、あまりかまっていられない。
日没とともに「頑張るねぇ」と言いながら去っていった。こちらも水深が深いこともあり、これにて潔く終了とした。



<お持ち帰り君達>
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河川脇水路のフナ①。ギンブナと思われるが、目の後ろから急激に体こうが高くなる感じと、全体的に小型でシャープなフェイスをしていることから、ゲンゴロウ(ヘラ)ブナの血が混ざっているのではないかと推測される。


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最後の河川のデカフナ。これもギンさんのはずだが、鱗が金黒いのと、体こうと顔については上のフナと同じ。オオキンブナとゲンゴロウのハーフか?


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今回捕獲した中で一番大きなタナゴ。ハラビレに白い筋があるのでやっぱりタイリクバラタナゴのようだ。地味だからメスか。


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こちらはオス。



というわけで、外来種とはいえ、タナゴが見つかったのはかなり嬉しい。タナゴが棲める環境を見つけたことに等しいからだ。