いつの間にか僕は、CGMマーケティングのソリューション資料を持って、雑居ビルの前に居たんだ。
―10年前。―
12歳だった僕は、この姿が想像できただろうか。
いや、できるはずもない。
ましてや、22歳の僕に聞いたところで、その答えはNoだから。
着くべき所に着いた。途中駅。
何も間違いなど犯していない。そう思いたい。
むしろ間違いだらけの旅をしてきたのかもしれない。
でも、それもいい。
この人生でなければ出会えなかった人たちがいて、
この人生だったから出会えなかった人もいて。
幸か不幸か決めるのは、いつも自分だって。
解ってる。
解ってるけど。
できることなら時間を戻してみたい。
できたとしても、怖くてできないだろう。
今居る場所に帰れるなんて保証はどこにもないから。
結局のところ、今を生きることが大切なんだって。
それに気づくまでに、すごく時間がかかった気がした。
でも、あと60年はあるだろう。
気楽に、生きよう。