Mrs.GREEN APPLE
2023-2024
FC TOUR
“The White Lounge”


3/3
ファイナル
東京ガーデンシアター
三男といってきたー!

写真見返したら、なんでか入り口のところのお花の写真しかピンとあってないっていう…
なんでなん?
え??


最速先行で当選
からの〜待ちに待ちまくったファイナル参戦
参戦まで長かった…、長かったけど終わってみるとあっという間…いつだって楽しみにしてること・楽しみにしてたことってそんな感覚、儚ねぇ……、だからなまものはたまらないんだけど

もう、コンセプトガチガチにきめたライブだった
ライブというかミュージカル
ミセスの曲で構成された新感覚ミュージカルみたいな公演だった
音楽と演奏と演劇とダンス
大森さん本人も賛否両論ある公演ていってたが、
自分は『賛』だった
そもそも、白を身につけるっていうドレスコードだったり、着席観覧だったので、いわゆる一般的な(?)バンドライブ形式でないことは予想してたので、そういう意味の概念でいなかった
ネタバレ禁止だったし、実際にネタバレ踏まずに当日を迎えられたのもよかった
どんな表現方法の公演なのかまるでわからない知らない、フラットなマインドでいた

開場後、公演が始まる前から舞台上がタイトル通り白く、キャストの方たちは仮面を着け白い衣装に身を包みゆっくりと動き回っていたり、不思議な雰囲気の空間になってたのでわくわくがエンドレス
いざ公演始まったら怒涛の驚きの連続、ミセスの楽曲たちになぞらえたひとりの人の人生のオムニバス小説のような断片的ストーリー構成
孤独・寂しさ・空虚・怒り・憤り・もどかしさ・喜び
日々付き纏う感情や出来事

この作品てどういったルートで作られたんだろう?
まず大まかなプロットを立てて、そこに楽曲をはめてったのか
はたまた1シーンごとにまずストーリーを作り、そこに楽曲をあてはめていったあとで、パズルのように配置していったのか
先に楽曲を選曲してからストーリーをふくらませていったのか……
そもそも、この形態(ミュージカル調)の作品にしようとどの段階で思っていたのか

話は戻り
シーン毎の時系列が過去に遡っていっていることに途中で気づき、ほぇ~ってなりながら肉眼で観たりスクリーンで確認したり双眼鏡覗いたり……、忙しい
そうなんだよ
双眼鏡で若井さんとりょうちゃんの演奏を観て、肉眼で大森さんはいまどんな動きしてるのか確認して、で、双眼鏡で若井さんとりょうちゃんの動きを確認して、肉眼やスクリーンで大森さんの歌唱やダンスや演技や全体像を観て、キャストさんたちの素晴らしいダンスや絡みを拝み、また双眼鏡でサポートメンバー様方の演奏の様子をうかがったり……盛り沢山!……なんつー観方してんだよ自分
第2バルコニー(4階)のけっこう後方列の席だったので、双眼鏡を活用しまくった
まぁいうて、いっちゃうと?いっちゃうが(?)、総合してすっごく良かった、好かった、善かった
正にこれに尽きる
セトリもこりゃまぁ良い意味の特大のため息もんだった
そもそも元来(?)『Folktale』沁み過ぎヒューマンの自分には、あのかなり序盤の早い段階での『Folktale』登場にビビり散らかして沁み沁み過ぎた……ってことで最高……
『Folktale』って不思議な楽曲
自分は感覚としてオーガンジーのような楽曲と思ってるわけで
すごく静かで凪のような、時より超微風のような、大地のような空のような森のような、森の中の湖畔にいるような、はっきりした視界でなくうっすら霞がかかった視界のような、トゲトゲをフラットにしてくれるような、背中を押すでもなく手を引っ張るでもなく絶妙にふんわりそこにいるような…
ナニイッテンノ ?ダイジョウブ?
なにがいいたいかというと、とにかくめちゃくちゃ好き
今回演奏された楽曲全般にいえるんだが、各楽曲の新たな聴き方とかいままで自分が思ってた感じとはまた違う発見だったりもできて自分はよかったなと
今回の『The White Lounge』を観て、なにものなのか断定されないバンドにまた幅が出たのではなかろうかと感じてるわけで

若井さんのギターはええ音奏でてて痺れたし、ちゃんと存在感ひしひしだったし、でも控えるところは控える絶妙、演技もダンスもイケ散らかしててえらかっこえかった
りょうちゃんのフルートやピッコロやアコーディオンやもちろんキーボードも生で聴けてむちゃくちゃよかったし、また演技もダンスも堂々たるものだと感じたし(『Just a Friend』でニッコニコ笑顔してたわ…女神だわ…、あ、[ステージ上に咲く一輪の花]か)

そうそう、舞台上後方でサポートメンバーの方々が演奏されててさ、いつものようにりょうちゃんも若井さんもサポメン様方とアイコンタクトとったり笑顔を交わしてたりしてるのを双眼鏡越しにみてたんだよね
うわ〜い、よいよ〜、いい雰囲気で演奏してされててさ、それで涙でそうになった……危なかった…
大森さんは、んんね、
本当にどういうことなん?
この作品の立案者でありプロデューサーでもありなわけでしょ?立案して、チームにおもしろいと思わせ、実行しようとさせるだけの伝達力だって必要なわけよ
説得力とはまた違う伝達力
楽曲をいままでと違う形で表現するという勇気と構想
んで舞台上では歌唱に演技にダンスに
踊りながらあの難しい楽曲たちをあの歌唱力でアレンジも加えブレずに歌いこなすとか……驚愕……
後半、地べたに後ろ向きで座ったシーンの大森さんの背中がむちゃくちゃ寂しそうで印象的だった
(小耳に挟んだ話だと、稽古期間一ヶ月ちょっととか?は?え?えぇ??いやいや、あれを一ヶ月ちょっとのしかもあの多忙であったであろう時期に?とんでもない集中力がないと本番迎えられる状態にもっていけないよ?3人そしてチームの皆様本当に超人なの?あの【超人】なの?)
自身で賛否両論あるとしながら覚悟をもってツアー完走して
それに、ツアー中に突発性難聴を発症したにもかかわらず、あの作品をツアーを走り切るとか並大抵のことではなかったはず
公演後のMCで大森さんが、左耳がよく聞こえないって、しかもファイナル公演当日鼻血まで出してたとかお話されてて
椅子に座り込んでテーブルにつっぷした姿がこの過酷さを語っていたように感じた


作品の細かい考察は自分の中に置くとして 
外枠的考察(完全なる自分よがりなやつ)
あの白いラウンジは死後で、生まれ変わる時を待つ場所だったのではないか
あのラウンジで生前の出来事を手紙をタイピングしながら断片的に時間を遡りながら回顧していく
大森さんが最後、ドアから出ていこうとして一旦戻りアタッシュケース(カバン)を置いて、今度こそドアから出ていく場面
今回の人生で経験したもの・手に入れたもの・手にしたもの・失ったもの・もらったもの・記憶があのアタッシュケースの中に入っており、それらをすべて置いて、まっさら・真っ白な状態で、また新たなまだ何色でもない真っ白な人生へと出立していく
あのドアから出ていくということは永劫回帰のような意味合いなのではないか


うわーーーーー
『The White Lounge』
映画化だってー!
ありがてー!
一回観ただけじゃ足りないて…まじでガチで
なまもののよさを今回の公演で味わえた、同ツアーとて、その日の公演その日の公演で唯一無二のものだからね、なまものには同じ公演などありはしないのだ
で、映画では追加の深堀りしたい
もっと深く潜って、違う方向からもいろいろ考えたい作品でした

ありがとう、ありがとう、ありがとう


Mrs.GREEN APPLE
2023-2024
FC TOUR
“The White Lounge”
setlist

1.The White Lounge
2.Folktale
3.君を知らない
4.ダンスホール
5.ツキマシテハ
6.Coffee
7.ニュー・マイ・ノーマル
8.PARTY
9.春愁
10.JUST a Friend
11.Attitude
12.Feeling
13.ケセラセラ
14.Soranji
15.The White Lounge
16.フロリジナル





おわっちゃったーーー



最後に『フロリジナル』て………
極上か








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追記
なんかさ、公演終了して東京ガーデンシアターから外に出る時に、数名の方々と一緒にNOSUKEさんのような方が一般でないドアらしきところから現れたんだが……
誰も気づいてる風でなかったようなんだけどさ……
あれはNOSUKEさんだったんだろうか……マスクをしてらっしゃったのでNOSUKEさん似の人違いかもしんないけど
え?
老眼で見間違ったかな?勘違いかな?
老眼キッツー






あと
双眼鏡はちょいとだけいいヤツ買ったほうがいいぞ
安いやつは……うん、そうね……、ごめんなさいね……、
安いやつ買った自分、ぶん殴りたい!
おばかー!!!








三男が当日着てたツアーフーディ
あとお土産のピンズ



ありがとう、ありがとう、あ゛り゛が゛と゛う゛ーー
ー!






これにて