どんなものでしょうか?
私は…
白熱灯に照らされた廊下を移動し
5つ並んだ扉の
奥から4番目の扉を開けて
部屋に入ると
ベッドに横たわる母と
夜の窓に張りつくヤモリ…
と、こんな感じでして…
なんのこっちゃ!!でしょ?
それが小学生の頃
従姉の出産のお祝いに
初めて訪れた病院で
判明するんです
バタバタガヤガヤ
お邪魔してはダメだからと
父と兄弟と車の中で待機
病院を見ていると
妙な概視感
父に頭に浮かぶ光景を話してみました
父はものすごく驚いていました
そう、実はその病院
私が生まれた病院で
内部の造りも
窓に張りつくヤモリも
当時の父の見た光景と
合致しておりました
その後の記憶は…と言えば
物心がついた頃の記憶しか
ありません
誰もが赤ちゃんの頃の
記憶を持っている…とは
聞きますが…
息子が幼稚園の頃
地元のタウン誌を
一緒に見ていた時のこと
ある人物写真に反応し
凝視していました
まさかと思って
別のページを開いたり
別人の似たような写真を
見せたりしてみたのですが
必ず同じ人物に反応します
理由を聞いてみると…
たどたどしい言葉で
「狭いところから出てきたら
この人がおった…」そうです
実は息子をとりあげた
産婦人科の先生でした
そして息子はこうも言っていました
「ずっと狭いとこに居ってな…
いつも『ブーブーブーブー』
鳴ってたわ」
これはお腹の中の記憶と思われ
音の正体は…
恥ずかしいので…
言いません
