HbA1c(以降A1c)について改めて糖尿病患者さんから教わったことがあります。
それが、6.5よりも6.0のほうが体が楽であるということです。
昔いた会社で勉強した時には7.0以上とそれ以下で心筋梗塞等の心血管イベントや脳梗塞等の脳血管イベントを優位に抑えられるから、それを目標に薬を使って数値を管理すべきと習っていて今までもそれを指標にしていましたが、マンジャロを使って食事量をセーブできた糖尿病患者さんが言うには、もっと下の6.5よりも6.0の時のほうが体が楽に動けたというのです。
感覚的には6.5は大リーグ養成ギブスを付けている状態で、6.0はそれを外した後だそうです。
血管の動脈硬化によるイベント抑制ももちろん大切ですが、日常生活のだるさが抜けるって相当価値がありますよね。
そのためにマッサージに行ったり、温泉でくつろいだり、高い滋養強壮剤を飲んだりしてるのに、A1cを下げるだけでそこまで楽になるなんて。ただこれには6.0の時の楽さをしらなければ、6.5の状態が普通と思ってしまうので、そこは少しマインドセットしなおして、もっと体が楽になるかも!と考えていただく必要があります。
また、糖尿病治療において一番怖いのは高血糖よりも低血糖です。
無理な服薬や急激な食事制限をするのではなく、毎回病院に行く毎にすこしずつA1cが下がっていくのがいいと思います。
運動をするのもいいでしょう。
食事を制限するのもいいでしょう。少しずつ下げていくと6.5の向こう側に養成ギブスを外した後の星飛雄馬のようなパフォーマンスを発揮する体を手に入れることができます。