多い質問の中に「漢方薬の体質改善で花粉症は治りますか?」というのがあります。
そんな便利な体質改善はありません。
花粉症を分析してみると、①花粉が飛散→②粘膜や皮膚に花粉がつく→③アレルギー(鼻水、くしゃみ、かゆみなど)症状が出る、この3段階です。
この中で漢方が対応できるのは③だけであり、それでもすべての症状を一瞬のうちに消すことは出来ません。
①は花粉の無い地方に行かなきゃ無理なので、実際は飛散し終わるのを待つことになります。
②はメガネやマスクの着用や帰宅前にコートを払ったりなどして建物の中に花粉を持ち込まない等が有用です。
帰宅後にすぐにお風呂に入るのもいいですね。
髪の毛にいっぱい付いていますから。
漢方が介入できる③は花粉がくっつく粘膜を正常な状態にもどしたり、冷えが原因で症状がひどい様なら体を温めたりとそんな感じです。
私はというと北海道に住んでいた時は花粉が無いので花粉症はTVで見るものでしたが、18から関東に住み始め、いまでは一人前の花粉症もちになりました。
寒い時期には小青竜湯や越婢加朮湯を飲みます。
気温が少し暖かくなり目のかゆみ、のどのかゆみが気になりだす頃には桂麻各半湯などを上手に使っていると、西洋薬をほぼ使わずに花粉症を乗り切ることが出来ます。
それでも配達などで外に出ると、くしゃみなどの症状が再発しますので、きっちり3回飲むというよりは、鼻がムズムズしたら飲み始めるといった感じでしょうか。
漢方薬ですが、飲んで30分以内には症状が落ち着いてきます。
アレグラなどの抗アレルギー剤はほとんど飲むことがありません。
そのかわりにキヨーレオピンとカルシウムのサプリを使っていると体力的に余裕がでてくるせいか、アレルギー症状はかなり軽くなります。
アレルギーは免疫が関連してますので、症状がきついなと思われる方は、こういった滋養強壮剤で体を整えると花粉症の時期が楽に過ごせるかもしれません。