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 運転免許を取得するのには2つ方法がある。

ひとつはよく“一発試験”と称するもので各都道府県にある運転免許センター(試験場)にて学科、技能、路上試験などを受験して取得する方法。もうひとつは公安委員会指定の民間自動車教習所を卒業してから免許センターで学科試験のみ合格して取得する方法である。ふつう免許を取るというと20数万円を支払って自動車学校に入校する。つまり後者の方法である。しかし、本来免許センターで学科、技能それぞれを受験するのが正規の取得方法であり、便宜的といえる教習所卒業スタイルのほうが今や主流になってしまっているということだ。ちなみに免許センターで技能試験を受けるということは、教習所でいうところの卒業検定をいきなり実施されるようなもので当然のことながら1回や2回では合格しない。ただしその試験にかかる費用はおそろしく安いのだ。

 このレポートは普通免許、普通自動二輪免許を持つ筆者Hが(いずれも教習所卒業の末技能免除で取得)S岡県S部運転免許センターにて、いわゆる“一発試験”にて大型一種免許取得にチャレンジする話である。不幸にもちょうどこの時期は平成19年6月の法改正による中型免許制定の直前で、大型試験が難しくなる前に免許を取得しようと“駆け込み受験者”が殺到していた時期と重なり大変に肝を冷やす結果となった。また、ふだん運転免許更新の時でしかお世話にならない免許センターの、その現実離れした特異な時空や雰囲気も併せてお伝えできれば幸いである。