先程、娘は納棺されました……

分かってはいるけど……冷たい体……二度と目は覚ますことは無い…………

穏やかな顔で寝息さえ聞こえてれば今にも起きるんじゃないかと思ってしまう。

在宅医師はまだしばらく近くにいるよって言っていた。声をかけながら棺へ移す。


多分これが娘への最後の抱っこ……布団上から棺の中への短い距離…………

「パパ、抱っこ!」笑顔で両手を広げて走ってきた娘……

幸せだったな。

重くなったね……生まれた時は3250kgで生まれた。

ぐんぐん成長して2歳で12kg近い体重。

保育園のクラスの中でも大きかったよね。

おかげで初めて腰痛を経験したよ。

入院中に体重は落ちて、最期は10kgきったね。

子供の重さは幸せの重さって言われたな……たくさんの幸せを貰ったよ



最後まで娘は可愛くいて欲しいから可愛い棺にしてもらいました。



可愛い……
大人よりだいぶ小さな棺。何を一緒にいれてあげようかな……
好きなぬいぐるみ、絵本。金属がないおもちゃ。みなが折ってくれた千羽鶴、お気に入りのタオル。よく食べたお菓子。あとは私たちからの手紙。

このくらいだろうか。
娘の知り合いはまだ空には居ないから……
寂しくないといいな~。友達は作れるかな?
フォロワーの皆さんのお子様が待っててくれるかな?
私達が行くまで待っててくれるかな?待ってて欲しいな……

触れられるのはあと1週間、あまり触ると体が傷むから、触るのは最小限。随時声をかけて、一緒のご飯を出して、少しでも一緒に時間を過ごす。
徐々に喪失感と無力感におそわれる。もう少し早く病気を見つけられれば、もう少し早く精密検査していれば……もう少し………………

ベストは出来なくてもよりベターな選択肢があったのではないか……過去は変えられない、振り返っても変わらないのは分かってはいる。それでも思わずにはいられない。きっとなにかに気持ちをぶつけたいだけなんだろうな、誰が悪い訳でもない。悪いのは病気だけ。

親も強くならなければ……娘が安心して空へ行けるように。胸を張って大丈夫って言えるように……

すみませんがコメントの返信少し遅れます。目を通させてもらって元気を頂いてますので後日まとめて返信させてもらいます。