失われた作家を求めて | @ぺんぎんのブログ

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季節の移り変わりと同様に、書店の顔ぶれも変わる。たくさん並んでいたはずの作家の作品がいつの間にか姿を消している。文庫本を読み始めた中学生の頃、書店の店で大きな場所を占めていた、石川達三、源氏鶏太などはもうほとんど現在その姿を見る事は無い(源氏鶏太は最近、ちょこちょこ復刊されているようだが)。

そんな作家の中の1人に直木三十五がいる。
直木の評伝をかつて読んだことがあった。

生前は相当な流行作家であり、流行作家の登竜門である直木賞は言うまでもなく彼の名前を冠したものであるが、その作品は直木賞の決めると逆にほとんど忘れ去られている。

実際、書店で直木の作品を見かける事はほとんどなく、何かのアンソロジーで短編を見かける位である。

ブックオフなどで、文庫本として発行されているものも、時折見かけるが、長らく絶版となっていたらしく、ボロボロで読むに耐えない状態である。

ついこの間も、古本で彼の作品を見つけたが、やはりボロボロであったので、結局買うのをやめた。

いったいなぜこのようなことになったのか、理由がよくわからない。もう一度彼の評伝を読み返してみようかと思う。