うたわれるうたとわらわないぼくからの親愛なるあなたへの遺言状
世界中に雨が降ろうと
僕は傘をささないし、逃げようとも避けようとも思わない
それが世界を覆いつくすように
音も立てず忍び寄ってきたら
さかさまの世界に僕はつるされて
例えばもがく様で、きっと空を見上げる
すぐそばにいるのに触れないし
触れてもこない憎たらしいそれが恋しくて仕方なくて
触れても色をうつさせなくて
その青で汚れたいのに、満面の笑みでそれを拒んでく
それを僕が笑っていれば、そうやって
音も立てずに忍び寄る
それでいたって
世界中に雨が降ろうと
僕は傘をささないし、逃げようとも避けようとも思わない
さかさまの世界に僕はつるされて
例えばもがく様で、きっと空を笑う。
余裕という微笑を誇らしげに翳して
悦に浸る人間らしく
物欲満載のその心の扉を大きく広げて
自傷者の声を聞けよ、相反する色を敷き詰める僕を睨めよ
その存在は文字になるのに、形にも感触にも音にもなりやしない
神なんてほざく存在に崇められたいなら
祟る僕を睨めよ、その制裁を見せ付けてみな。
世界中に雨が降ろうと
僕は傘をささないし、逃げようとも避けようとも思わない
それが世界を覆いつくすように
音も立てず忍び寄ってきたら
さかさまの世界に僕はつるされて
例えばもがく様で、きっと空を見上げる
さあネカフェ出ようかな。