もしかしたら気付いてたかもしれない。
だけど、俺はもう別人だった。
変わってないのは、我が強いこと。
自分が壊される、自分の進行を妨げられることに耐えられない。
だから乗り越える前に妨げようとした。
そんな人間だった。
簡単に言えばどん底、救いようのない人間。
だけどその頃に培った同じく変わらず変わらないものがあった。
夢と憧れ。
そのためだったら何でも出来た。
それは、先ばっかり見すぎた俺の失点。
結局自分の精神崩壊は自分で起こしたみたいなもの。
誰の所為でもない。
家族の所為でも、身内の所為でも
学校の所為でも、親友の所為でも
恋人の所為でも、なんでもない。
自業自得の結果だった。