空気を得たい鯨みたいに

ふわふわとはい上がれたら



止まり木をさがせた鳥のように

羽を休められたら



赤信号を止まれない俺
青信号を渡れない俺
世の中が怖いだけの俺



この脚はなんだか使い物にならない

昔はたくさん走った


この目は使い物にならない

意味を見出だせない


この口は使い物にならない

素直にそうと語れない






時間を必死に主張する目覚まし時計になれたら

ばい