暮れにご縁があって
昔色々勉強していた「不食」を

思い出すきっかけをいただいたので、
今日は私の中に眠っている

懐かしい「不食」に関する記憶や
食養生にまつわる情報を
頭のなかから引っ張り出してみようかと思います。

 

 

20数年前、
息子が小児喘息だったので
病院通いをしていました。

 

 

ママネットワークで、
「あそこの小児科いいよ」
「あそこの病院がアレルギーに詳しいよ」
などと言われてはあっちこっち受診して
先生に言われたことを頑張って
実践していたのでした。

 

 

その中の一つの病院で
・白米のままで保存すると劣化してアレルギーによくない
・玄米で買って、精米機でその都度精米するといい
と言われて、子供の喘息に必要だからと家庭用精米機を買って、
3分づき、5分づき、7分づきなど
工夫して食べていました。

 

 

色々勉強しているうちに、
たくさんの情報に接するわけですね。
そんな中で私の心を奪ったのが「未来食」。



今ではだいぶポピュラーになってきた
「ひえ」や「きび」など雑穀をメインに生きる
食事にとどまらない生き方を含めたものです。

 

 

一時かなりハマりまして、
本を何冊も買いました。
子供を連れて山形の本拠地に1週間くらい
滞在したりもしました。

 

 

 

動物性、砂糖は一切使わないで、
雑穀でハンバーグやシチューやスイーツを作るんです。
今は東京でカフェも出しているようです。
豆乳や米飴が大活躍でした。
もちろんお米は玄米をいただきます。

 

 

塩のこともここで学びました。
化学塩と天然塩の違い。
「海の精」という塩を知ったのもこの時でした。
 

 

また、今はポピュラーになった
五穀米、十五穀米、十六穀米などを色々試してたのもこの時期。
赤米や黒米なども時々チャレンジ。
味わいが増えて美味しいですよね(^^♪
今は家族が食べたくないと言うので
別釜で炊くほどではないので
敢えては食べていません。

 

 

タンポポコーヒーや穀物コーヒーもこのころ知って、
(タンポポコーヒーは私には苦くて飲めなかったので)
穀物コーヒーを愛用しました。



好みなのでタンポポコーヒーを好きな人ももちろんいますし、
タンポポコーヒーは、すっごく身体に良いそうですよ。
穀物コーヒーはとても飲みやすいです。



今は、すっかり通常のコーヒーに戻っていますが、
通常のコーヒーは体を冷やすんですよね。
陰陽でいうと、
タンポポコーヒーや穀物コーヒーは陽で、
通常のコーヒーは陰の性質があるからです。

 

 

ここまで書いてきてすごく懐かしいです。
今は息子も成人して、喘息もないので
私は何も考えないで食べたいときに食べたいものを
食べたいように食べているんですけれど・・・

 


もう少し私の食養生メモリーにお付き合いくださいませ(#^^#)



次に出会ったのが
東城百合子さんの「自然療法」。
野菜だけの料理教室で出会った人が
たまたま同じ高校出身で、
料理教室の先生がその人のお母さんであり
「自然療法」の先生だったので
2年位通いました。

 

 

 

 

ここでは、玄米菜食を徹底して学びました。
食事だけでなく、
体を健康にするための色々な療法も学びます。

 

 

例えばビワの葉。
これは、昔から万病に効く植物といわれてまして、
様々な使い方があります。
あとこんにゃく湿布というのもあります。
こんにゃくをお湯に入れて熱々にしてものを
タオルで巻いて何かしらの症状がある患部にあてる、
というものです。

 

 

こんにゃくを熱々にするので、
結構長い時間患部を温めてくれます。
これとビワの葉を組み合わせた
ビワの葉こんにゃく湿布がまたいいんですよ(^^♪

 

 

 

 

その他にも、
レンコンは肺と形が似ているのもあって肺の疾患にいいそうです。
咳が出る時はレンコンのすりおろししぼり汁を飲むとか、
咳が出やすい、肺が弱い人などは
日頃から、レンコンを食べると良いと言われて、
レンコンハンバーグや
れんこんのてんぷらはどれだけたべたか分かりません(笑)

 

 

それから、キャベツの葉や小松菜、雪菜等なんでもいいから、
熱がある時は枕に敷きました。
葉物は陰性なので、熱を吸収する働きがあるんです。
今は全くしませんが、
その当時はまじめに子供が熱を出した時に
やっていました。(#^^#)
今だったら絶対に拒否されますが、
その当時は小さかったので
素直に葉っぱを枕に敷かせてくれましたね。

 

 

その他にも、
梅干しの活用法や
三年番茶、茄子の黒焼きパウダー、梅肉エキスなどなど
いろいろ取り入れていました。



おばあちゃんの知恵袋という本にも同じようなことが
たくさん載っていました。
私が持っていた本はちょっと探せなかったのですが、
はちみつ大根とかレンコン湿布とか
それはもうたくさんの知恵があります。

 

 

今と違って、科学的に明らかになっているわけでもなく、
ネットで共有できるわけでもないのに、
昔の人は日常生活の中で理にかなった知恵を
見つけていくんですから、本当にすごいですよね。

 

 

あと、石原結實氏の著書も読み込みました。
これは、息子の喘息ではなくて、私の健康のために
一時取り入れていました。

 

 

 

 

しょうが紅茶の第一人者だと私としては思っています。
この本をきっかけに朝食抜きを始めてかれこれ十数年ですね。

 

 

あとは、「粗食のすすめ」も一時流行りましたね~。
粗食、大賛成で一汁一菜とかした記憶がありますね。

 

 

真弓定夫氏の本も愛読していました。
一冊気になるとその方の本を何冊も読んでしまうんですよね。

 

 

 

これは漫画仕立てなので、
子供に読ませようと買いました。
成人した今ではもう記憶に残っているかどうか分かりませんが・・・

 

 

マクロビオティックの本を読んでいた時期もありました。
あとは、千島学説の腸が血液をつくる話。
キリがないのでこの辺にさせていただきますが、
一度ハマると芋づる式にどんどん繋がって
終わりがないんですよね(笑)

 

 

その途中で山田鷹夫氏の「不食」にも出会って
何度も読み込み、関係書籍を調べて
小食をしてました。
懐かしいです。

 


という食養生遍歴でございましたが、
今現在はというと
朝ごはん抜きで遅い昼ごはんということで
毎日17~18時間のプチ断食生活をしています。
時々ずれたり3食になることもありますが。

 

 

自然療法やマクロビオティックを取り入れていた時は
無添加、とか無農薬にこだわりましたが、
いまは全てがありがたいと思うようになりましたので、
何でもいいという気持ちで好きなように食べています。

 

 

無添加や無農薬はもちろん素晴らしいですが、
それが逆に、そうではないものへのこれはダメだ、という気持ちや
ダメなものを食べてしまった、という罪悪感などを見聞きするうちに
全部良しとしていただくのが一番いいな、という気持ちになりました。



全ては意識なので、
「良い」の裏には「悪い」がセットになっているから
良いも悪いも手放すことにしたんです。
だから、どんな食事も食材もすべてがありがたく思ってます。

 


ここまで、いろいろ並べ立ててきましたが、
これから、何が起こるか分からない時代ですので
不食の心得は、何かがあった時の心の支えになると思います。

 

 

発展途上国で飢餓で亡くなる人は、
食べなかったら死ぬんだ、と信じているからです。
食べなくても生きられる(と言っても潜在意識、集合意識に
強く強く刻まれているのでちょっとやそっとでは無理だと思いますが)
と、潜在意識や集合意識を塗り替えられると
食べなくても生きられると私は思っています。



なので、CHIKOTOさんのように実際に不食をされている方を
目にすることで潜在意識にインパクトが与えられて、
不食をできる人が出現してくるのじゃないかと感じます。



私は、一人暮らしになったら実践してみてもいいかな、
というのが今のところの気持ちです。

 

 

やっぱり、目の前に実例があるというのは大きいわけです。
陸上競技で人類は100メートル10秒を切れない、
と長年言われていたのに
一人10秒を切ったことでどんどん切る人が増えてきた、
というのは有名な話ですよね。

 

 

フィギュアスケートでの4回転も
誰かが一度成功すると後に続く人がどんどん出てきましたよね。
実例の存在意義はそれだけ大きいんです。
私も、いつか不食の実例になったら報告したいと思います。
いつになるかわかりませんが(笑)

 

 

食べる事には関係ないですが、
根っこは通ずるところがあるかな、
と思うものに「塩浴生活」があります。

 

 

 

 

生活のほぼ全てを塩に置き換えることが出来ます。
これを実践して一年が過ぎました。
快適です。

 

 

長々と最後までお付き合いくださりありがとうございました😉
今年もよろしくお願いいたします。