ゾンビ映画の頂点にして原点
ジョージ・A・ロメロが作ったゾンビという発明
作品紹介
原題:Night of the Living Dead
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:デュアン・ジョーンズ、マリリン・イーストマンなど
制作年:1968年
制作国:アメリカ
本編:96分
R指定:G
予告→『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版』予告編 - YouTube
あらすじ
父の墓参りにやってきたバーバラと兄のジョニーは、
あることをきっかけに喧嘩を始めていた
そんなことをしているとある男がバーバラに襲い掛かる
ジョニーはそれを助けに入るが、襲ってきた男に殺されてしまう
バーバラは近くにある家に避難する
避難した時に、黒人の青年も避難してくる
その家に立てこもっていると地下に人がいるのがわかる
そこで地下に立てこもるか、地上で戦うかの2択に分かれる
果たして地上と地下での対立をなくし、
人間を食らう生きるしかばねゾンビから、
生き残ることはできるのか
というのが内容です
映画の感想
ジョージ・A・ロメロ監督のゾン3部作の1作目であり、
世界にゾンビというのはこれだと決定づけた幻の作品
正直言って古い作品なので、どんなに面白くても
現代のゾンビ映画の面白さを超えるほどではないと思ってました
しかし、見てみるとそう考えていた自分を殴りたいほど、
ストーリー性、ホラー要素、ドラマがあり、
めちゃくちゃ楽しめました
まず、ロメロ監督が主人公に黒人を起用したところにさすがだなと思いました
これは個人の意見ですが、1960年代に人種差別の解消を求めてデモがあり、
その後押しとして、黒人を起用したのではないかと考えています
また、劇中では黒人だからといってそういった差別描写もなく
人種関係なく、映画を楽しもうという意味ではないかと勝手に受け取っています
ここからは、ゾンビについてですが、よくスピード感も気持ち悪さも出さずに
あそこまで不気味な屍を作り上げたなと感動しました
ジョージ・A・ロメロの作品の中でもめちゃくちゃ好きなストーリーでした
結果
ゾンビ映画を見たことない人、怖い映画が苦手な人
そういった方でも楽しめる作品だと思いました
90分代で、ストーリーが面白いのであっという間だと思います
これを機にジョージ・A・ロメロ、ゾンビ映画にはまるのもありかも
劇場で4Kリマスター版公開中
是非ご覧ください
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