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Tabi & Zakka

色んなところを旅して見つけた雑貨のブログ


今日は本当に「田舎で働き隊」らしい活動をしてきました。


というのもこれまではなかなか「田舎」のイメージに

沿わない活動が主だったのですが、

今日は本当に「日本のスローライフ体験」です。


何をしたかと言うと、

かまし」を「ほがち」して「とおみ」にかけたんです。


これだけで何をしたかわかった人はかなりツワモノですひらめき電球



たぶん普通の人は何がなんだかわからないと思いますが、

少し説明すると、

かまし」というのは稗や粟のような作物のことで、

ほがち」というのは穂から実を叩いて出すことです。


そして「とおみ」というのは器具の名前で、

ほがち」したものをきれいに実とモミとに分ける為のものです。


ということでまずは「かまし」を臼に入れ、

それを杵でもちを搗くように叩きます。



自分の仕事の見つけ方(大学生編)

杵と臼を使って「ほがち」中



ある程度叩いたところでふるいにかけ、

穂を取り除きます。


そしてモミのついたものを次は「とおみ」にかけ、

手動でまわす手車によっておこる風にさらし、

実とモミとに分けられていきます。



自分の仕事の見つけ方(大学生編)

地元のおばあちゃんが先生です




最後に少し残ったモミを取り除けば作業終了ですキラキラ



こんな事今では誰もやっていませんが、

昔の人たちは生活の一部としてやっていたのです。


しかもこの作業の為に使っていた道具も少なくなり、

今では民俗資料館に保管されているものばかりですが、

なんと古民家「与平」には全部揃っていたのです。


さすが村でも一、二を争う古さだけあって

とても貴重なものが眠っている場所なんだということを

改めた感じさせられました。


これなら「スローライフ体験ツアー」などを組めば、

観光客を集めることもできるし、

こういった古道具の保存にもなるかもしれません。


本当に今日は貴重な体験をすることが出来ました。





田舎で働き隊」隊員には

毎月のレポート提出が義務付けられています。


月毎に何をやったかや来月の目標、

田舎で働いてみての感想などを書きます。


そして、エコセンを通じて

それぞれ違う地域に派遣さてている

隊員達のレポートを見ることができるのですが、

それぞれの地域で全く違う活動をしていることがわかります。


宮城県の栗駒自然学校の隊員は

馬の飼育」「野菜収穫」「干し柿作り」などの

田舎体験的な活動をしているみたいです。


三重県の大杉谷自然学校の隊員は

森のようちえん」「子ども放課後クラブ」などの

教育分野の活動を主にやっているみたいです。


で、僕らはというと…


地域活性化」の学習及び活動といったところでしょうか。


仕事量を比較されると他よりは少ないかもしれません。


それでもここ白峰は本気で「地域活性化」が必要な場所で、

ここをなんとかしたいという思いは他よりも強いと思います。


残りあと半分程度の期間になってきましたが、

全力で活動に取り組んでいきたいと思います。



ペタしてね



白峰には冬に行われる有名な祭りがあります。


それが「雪だるま祭り」です。


もうかれこれ20年間行われており、

地元の人にとってはまたあの時期かという感じです。


しかし、その「雪だるま祭り」には

地域住民が知らない危うい秘密があったのです!!


先日「田舎で働き隊」の活動の一環として、

雪だるま祭り実行委員会」会議に参加しました。


県外からの観光客も沢山来るという話だったので

実行委員会の数も相当いるのだろうと思っていたのですが、

そこに現れたのはたったの6人…


えっ!?これだけ?」と思ってしまったのですが、

「少数精鋭のほうが動き易いんや」ということでした。


でも6人ってちょっと少なすぎですよね…


しかも実行委員長は白峰出身者じゃないんです!!


それには本当に驚きで、

実行委員会のメンバーも6人中5人は

僕らも含め白峰以外から来た人なのです。


この状況どう思いますか?


まぁ寄付金集めなどその他のところで

白峰の人たちは色々と関わっているみたいですが、

それにしても「雪だるま祭り」が

自分達の祭り」だという意識は薄いようです。


しかももっと驚いたことに、

雪だるま祭り」の経営状況は赤字なのです。


どういう事かと言うと、

一つの祭りを行うのにもやはり色々なものが必要になります。


例えば、ガードマンを雇ったり、フライヤーを作って宣伝したりです。


そしてそのお金は全て白峰にある会社や企業、

商店や飲食店などからの寄付であったり、

雪だるま祭り」に賛同してくれる

白峰以外の企業などからの寄付になります。


その金額は年々減ってきており、

今年は確実に経費が寄付金を上回り赤字になると思います。


問題なのはそれを地域の人たちは知らないということです!!


地域住民はお祭りのときに屋台を出し、

それでほどほどに儲けることができるみたいで、

それ故に「雪だるま祭り」への参加をしているのです。


しかし一方で「一人につき一個雪だるまを作る」というルールを

煩わしいと思う人がいるのも事実です。


実行委員会は赤字になり、

地域の人たちはあまりやりたくないという状況では、

雪だるま祭り」は何の為にやっているのか

ということになります。


一番の問題は実行委員会はお金を稼げないという所です。


事前の調整や準備、

当日の交通案内などをするにも関わらず

一銭も手元に残らなければ

そりゃ誰も実行委員会をやりたい人なんていないでしょう。


その辺の問題の共有が出来ていないことが

白峰の最も大きな問題だと思います。


みんなで地域のことについて話し合う場も機会もなく、

ただ個人個人が思うように地域活性化や村おこしなどをやっている状況です。


それが実行委員会の赤字経営につながり、

行く行くは白峰の消滅に繋がっていく気がします。


白峰を本当に残したいと思っているなら、

まずは地域の人たちみんなで意見交換を行うべきです。


自分はあまり関わりたくないから、

自分がやらなくても誰かがやってくれるから、

そんな考えでは白峰が元気になるわけがありません。