さて、今回は電界から光速度不変の原理を導いてみましょう、
電子の周りには1/r二乗の電界があります。光はどのように発生するのか?その答えは、電子が加速度を持った
時のみ発生します。等速度運動の時は発生しません。つまりdV/dtに比例した電場のゆがみが中心から外にむかっ
て伝わるのです。中心から遠い点からはその分遅れが生じます。つまり、ct後です。つまり途中に障害物がない
場合はcの速度で全部拾っていくので積分されて伝播されてゆく地点では点の光子に見えるわけです。つまり
すべての慣性系では光速度不変の原理が成り立ちます。この時の光子のエネルギーは振動数ではなく、あくま
でもdⅤ/dtに比例した値となります。途中に障害物がある場合は後程何かの機会に述べたいと思います。
次回は日立の二重スリット実験について述べたいと思っています。