ゆめのブログ

ゆめのブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!


第二話-デスティニー(宿命)-



俺の名前は、山野 葵(やまの あおい)。
高校1年。母親はいない。
父親は研究者だ。
何を研究しているかは、俺は知らない。
 

しばらく学校に行ってない。
急に行く意味が無いのでは。と思ってしまった。
父親も止めなかった。
お前が決めること。
素っ気ない返事だった。
親父は研究だけで、俺に微笑んだ事はない。

一日中パソコンして。
寝て。
食欲も無くて、何も食べなくても死なない
んじゃないか。そう思ってしまう。
あっという間に今日が終わる。

もうそろそろ、寝るか。
そう思い、俺はトイレに行った。
冷たい廊下を歩く。
(親父の研究室…。まだ電気付いてるな。)
何であの時、覗いてしまったかは、わからない。でも、親父の事が知りたかった。俺の、親父の事だから。

そ……。
(親父は…いない…?)
研究室の真ん中には、ベッドみたいなのが置いてあって。
誰かが寝ている。
もっと近くでみたいと思った。
無意識に研究室に足を踏みいれる。
ベッドに近づき、"誰か"の顔を覗き込んだ。
知らない女の子だった。
(まつ毛なっげ…。肌白…。)
「綺麗だろ?」
突然後ろから声がした。
ばっと振り向く。
「おっ親父…。」
親父がふっと笑った。
「お前、明日から学校に行け。この子と一緒に…。」

は…?
「はああああああ?!」


-続く-