【夜ブログ】

 
熊本から冬のお便り(2)
スイートスプリングと金柑
 
 

こんばんは。
 

心屋認定カウンセラーのLeeです。

 

 

Leeってこんな人 矢印 sei

 

私の父(当時74歳)が交通事後で突然この世を去ったのが約9年前。

 

半狂乱になって、食事も受け付けず、ゲッソリと痩せ細ってしまった母を見て私も心が痛んだ。

 

それ以来、母は年に一回の祥月命日はもちろん、毎月の月命日のお参りも欠かさない。

 

そんな母が先日「◯◯に乗せていってくれん?」と言ってきた。

 

そこは、私たち家族がかつて住んでいた所であり、私と弟が進学で家を離れたあと、父と母が2人で暮らした土地である。


父のお墓もある。

 
住み慣れたそこへ行くのは母の楽しみでもあり、母に「私が元気なうちは私が墓守りをする」という気概を抱かせる場所でもある。
 
75歳になっても記憶力抜群な母。
 
特に誰かの命日などの供養関連、父の墓参り関連は絶対に忘れない。(「今日はなんの日?」のノリで「今日は誰の命日?」の勢い。よく覚えられるよねw)
 
 
 
 
さて、「じゃあ、月曜日に私の仕事が終わってから行こう」となっていた当日。
 
その当日、つまり昨日、私はエステの予約をしていたのを思い出し、母に断りの電話を入れた。
 
もちろん罪悪感がありありで(笑)
 
 
「もしもし。あのさー、今日私ちょっと都合悪かったとよねー」
 
 
 
 
あー、お母さんも忘れとったとよ
 
 
 
 
 
えぇー(/ロ゜)/(最近驚くことばかり)
 
 
 
あの母が思い出の地へ行くのを「お母さんも忘れとった」と言った。
 
新しいお経を次々と覚え(坊さんかw)、今や1回の仏壇前のお経が10分は有にあろうかというあの心配観音である母がかの地へ行くのを「忘れとった」とは!
 
 
いわゆるボケている風でもなさそうだし、本当に忘れていたようだ。
 
 
 
母が初めてあの地へ行くのを忘れた日
 
 
母の悲しみが少し癒えてきたのだろうか。
 
 
母の悲しみを勝手に背負い込んでいた私。
 
 
私ももう母の悲しみから解放されていい。

 

 

 

 
 
誰かの悲しみを背負わなくていい。
 
 
Lee(’-’*)♪
 
 
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