お誕生日おめでとう。
 
あなたも20歳ですね。
 
あなたと過ごした時間よりも
離れて暮らしていた時間が圧倒的に長くて
あなたとの思い出が少ないなって悲しくて
 
母である私は
あなたに一体何ができたんだろう
あの時あなたをどれだけ苦しめただろう
 
自分が自分を許せなくて
罪悪感を持つことで
自分の身勝手さを見ないようにしていた
 
 
 
 
お母さんのこと恨んでる?
 
 
怖くて言葉にできない
 
 
でも本当に聞きたいのはきっと
 
お母さんのこと、好きでいてくれてる?
 
 
 
言葉にできない思いを抱えた私に
あなたは言ってくれました。
 
「親は親」
「家族は家族」
「育ててもらっているだけでも十分」
「後悔があるならあるで今を大事にすればいいのではないの」
 
 
 
 
 
 
勝手に「ない」と思って、勝手に一人で悲しんでいた。
離れて暮らすことになっても、月に1回は食事に付き合ってくれていたのに。
思春期の頃もほとんど話さなくても会っていたのに。
今でも「忙しい。無理。」と言いながらも会ってくれているのに。
 
これまでもずっと「あった」のに。
 
私は何を探していたんだろう……
 
 
 
今日はあなたの誕生日。
 
 
私がプレゼントをもらったね。
ありがとう
 
 
そしてお誕生日おめでとう!
 
そして愛している。
 
 
 
 
 
ぢんさんのライブ前に引いたカードにも……
 
落ち着いて構えていることができない母より