60歳を過ぎた頃からでしょうか。
友人や知人の病死の話を耳にする機会が、少しずつ増えてきました。
ニュースで流れる、同世代や少し上の世代の訃報にも、以前より心が反応するようになりました。
「自分は、あと何年くらい元気でいられるんだろう」
そんなことを、ふとした瞬間に考えるようになります。
年金の話になると、
・何歳から受け取ると得か
・長生きした場合の総額はいくらか
そういった“計算”の話が中心になりがちです。
私自身も、最初はそうでした。
長く生きる前提で試算し、数字を並べて、
「どちらが有利か」を考えていました。
でも、考えれば考えるほど、なぜか決めきれない。
数字は出ているのに、気持ちは前に進まない。
その理由が、当時はうまく言葉にできませんでした。
しばらくして気づいたのは、
私は「生きている年数」ばかりを前提にして、
「元気に動ける時間」をほとんど考えていなかった、ということです。
60代になると、
同じ年齢でも体調や生活の質には大きな差が出てきます。
元気に旅行を楽しんでいる人もいれば、
通院が日常になっている人もいます。
「年金をいつから受け取るか」という話は、
実は「いつ、どんな状態で使えるお金なのか」という話でもある。
そう考えたとき、
単純な損得計算だけでは整理できない理由が、少し見えてきました。
とはいえ、
「では、どう考えればいいのか」と聞かれると、
すぐに答えが出るわけではありません。
健康のこと、働き方のこと、家族のこと。
どれも人によって条件が違います。
だからこそ、このテーマは
“正解を探そうとするほど、迷いが深くなる”のだと思います。
最近は、
「決められない自分はダメなんじゃないか」
そう思わなくなりました。
判断できないのは、
能力の問題ではなく、
まだ整理が追いついていないだけなのかもしれない。
そう受け止められるようになった気がします。
ブログ記事では、
私がなぜ年金の開始時期を
“長生き前提”だけで考えなくなったのか、
その思考の整理過程を書いています。
答えは書いていません。
でも、
「このまま決めていいのだろうか?」
そんな違和感を感じている方には、
一度立ち止まるきっかけになるかもしれません。
👉 詳しくはブログにまとめています
※
考え方を整理したい方向けに、
👉 noteやYouTubeでも補足しています。
必要な方だけ、覗いてもらえたら十分です。