「困りますよ」







「カジは俺のこと…好きじゃないの?」


Σ(゚∀゚;)


…(―ω―〃)「好きです…」


好き同士ならいいってものではない!


しかし、それを言うなら最初からご飯に付き合うとこから間違っている気がするが…


「でも奥さんと子供が…」


「バレないよ」







Tさんの顔が迫ってくる


「やめて…」


あたしはTさんの顔にがしっと両手をあておもいっきし退けた。


「痛てて」


「ご…ごめんなさい」


「そんなに嫌?」


「嫌っていうか、駄目ですよ。帰りましょう」


「えぇ~」


ブーイングの嵐


「さっきも言いましたけど食事だけの約束で付き合ってるんですよ。そういうことするならやめます」


「わかったよ。もう言わないから」






Tさんは車を出した。


よかったとりあえず凌げたかな…。


でもきっと続けていたら、また同じことになるだろう。







そうだ。


「Tさん、またみんなでご飯食べましょうよ。2人もいいけど、ワイワイ楽しいですし!」


「そうだね。最近みんな忙しいから飲み会の話すらなかったなぁ」


よっしゃ!防波堤を築くのに成功。


「じゃあ女の子はあたし声かけてみますから、男性陣はよろしくお願いします」







しかしこの行動が、思いもよらぬ展開へとつながってしまう。







結局、あたし、事務の先輩、Tさん、上司(課長) の4人しか集まらなかった。






同市の割烹料理屋の個室に入った。


割烹と言ってもリーズナブルで庶民的かつ気軽に入れるお店。


4人なら過ちは起こらない。今日は安心だ(´∀`〃)


隣に先輩が座った。


ナイス先輩!


Tさんが横に来たらどうしようかと思った。


まぁきたとしても、この2人の前ではど―こー出来ないけど。


3人はビールを頼み、あたしはウーロン茶を頼んだ。


金曜の夜、明日は休みだから飲むぞー!と3人は意気込んでいる。


料理もどんどん運ばれてくる


蟹の刺身なるものを頼んだ課長。


足が4本氷水に入って、なんとも涼しげ。


蟹は氷水につけると身がフワッと広がり、白い花が咲いてるようだ。



先輩が進めてきた。


みんなで1本ずつ食べた。


うーまーいーぞぉぉぉ!


味王降臨


あたしは揚げ出し豆腐を頼んでいた。


「揚げ出しまだかな~♪」


Tさん:「カジって飲み屋来るといっつも揚げ出し頼むね」


カジ:「揚げてあるのにさっぱり食べられるから好きなんです」







先輩:「いつも??そんなに頼んでたっけ?」


ギクΣ(゚◇゚∥)


Tさんのバカ!


女の感は鋭いんだぞ!


気付かれるネタをわざわざふるな!


Tさん「揚げ出しなりたいわ。カジに食われたいなー」


Σ(〃Д〃)


3人は笑っている。


あたしは引きぎみに笑っている。


先輩「ちょっとTさ~ん酒入ってるからって調子乗んないで下さいよぉ。カジさんはあたしのモノなんですからぁ。Tさんに迫られてもカジさんは困るだけぇ♪」


先輩はすでに出来ている気配だ。


それから、今後の会社の方針や景気のこと。顧客の悪口等々盛り上がった。







ちょっとトイレ行ってきます。


フー(―ω―;)


時間を見ると2時間くらい経過していた。


楽しい時間はあっと言う間だ。







席に戻ると、


Σ(゚◇゚∥)


なんと先輩は課長の隣で飲んでいた


席かわっとる…







仕方なくTさんの隣に座った。







続く