パイプカットをすると約束させたのは朝でお昼頃のにはもう一回電話をしていました。


この電話ではまた私がツラツラとパイプカットの意味とどれだけ私にとって大事か語り続け

夫はうんざりしていた様に思います。


最後にまたちゃんと行ってね。約束だよ。と伝えると

力なく分かったからと言われて電話を切ったように思います。


夜は子供達とビデオ通話

私も出来るだけ明るく会話に参加して幸せ家族を演出しました。


そしてパイプカット当日

朝早くの予約だったので実は子供達と朝バタバタしている間に予約の時間が過ぎてしまっていました。


夫からは連絡ありませんでした


ちゃんと行ってるのか

ちゃんと行ってたら連絡しなかった事怒るに違いない

連絡が入ってこない事はいい事なのか

それともまたシラーっとキャンセルしたのか


複雑な気持ちですがここまできたら足掻いてもしょうがありません

とりあえず私は優しめのラインを送る事にしました。


大丈夫?手術うまく行くといいね。

術後はゆっくり休んでね。

手術終わったら連絡して。


夫はこのラインを見て気持ち悪く思うに違いない

お前がしろって言うからしてるんだろ。

大丈夫とかどの口が言うんだ!と思うに違いない

私だったらそう思う。


しかし優しくしておいた方がいいだろうと思ったんですよね。

もしちゃんと手術に行っていたら術後見るラインが優しげな妻からの言葉だったら夫は少し楽かもしれない

逆にキツイこと言ったら逆ギレだろうと分析しました。


こう言う分析しながら夫と会話する様になったのは20年の結婚生活で初めての事です

こんな夫婦になりたくなかった


ふぅと息をつくと夫から返信がありました


終わった


やっと私の要望が通った瞬間でした。


私はこの瞬間また別の戦いが幕開けしたのをひしひしと感じていました。

俺はこれだけやっただろ。今度はお前が変わる番だと言うような夫からの無言のプレッシャーを感じたのです。


とりあえず私はお疲れ様。パイプカットしてくれてありがとう。ゆっくり休んでください。とラインを送って幕を引いたのでした


帰省が終わろうとしていました。