心が狭い | full of love・・・

full of love・・・

2018.8. 早期の乳がんと宣告受ける
2018.9. 右乳房全摘、右腋窩郭清
2018.10. 腫瘍1.8センチ、リンパ節転移1/10、
     HER2(-)、ステージ2a
2018.9〜2019.1.
EC療法
2019.1〜 ホルモン療法開始(10年予定)

抗がん剤の副作用もすっかり抜け、
ホルモン治療もわたしは副作用がない。

しかし、やっかいなことに
「心が狭くなる」という残念な副作用だけ

今でもときどきぶり返してくる。
今日がそうだった。

晩御飯のとき旦那が



「うちにも家政婦さん来てくれないかなあ。」



家政婦さんというのは、
さいきん巷で人気の、

家政婦マコさんのような
お仕事の方のことです。

他にも有名な方では、
しまさんという方もいらっしゃいます。

お二方ともわたしはヒルナンデスで見て、
大尊敬申し上げています。

ちょうど昨日の放送だったかな?
マコさんが3時間で34品の創作料理を
一般家庭で作ったんです。

お子さんたちの好き嫌いも克服しながら
あざやかなてさばきで

あっという間にたくさんの料理が
テーブルに並んでいました。

料理を次から次に作る女性は魅力的です。
同性でも憧れてしまいます。

羨ましいとか妬み嫉みなど、
そこには生まれる余地がないほどです。

しかし今日の晩御飯のときの
旦那の言葉に、

わたしはメラメラと煮え繰り返る
感覚を覚えてしまいました。



「しまさんでもマコさんでもいいから
うちにもきてほしいなあ。
ママは来て欲しくない?」




わたし、言いました。




「絶対それは嫌だ」



「なんで?」



「だってそれってお前はもう要らないと
言われているようなものじゃん。
料理がめっちゃ上手くて管理栄養士で、
髪の毛が普通にあって胸だって
ちゃんと2つある女性が
うちに来てくれたらやっぱり嬉しいんだ。



わたしは病気になって
闇を抱えてしまったようです。

旦那もヒルナンデス見たのでしょう。
家政婦さんが来てくれたらわたしも楽になると、もしかしたらわたしのために言ってくれた言葉かもしれなかったかも。

しかしそんなありがたい気遣いなど
理解できる余裕が全くなかったんです。

逆に苛立ってしまい、
変なことを口走ってしまいました。

旦那は、



「お前が必要ないとか言ってないよ。」


と、言っていましたが、
ほんとかわからんし。



料理上手の女性には
勝てる気がしません。

それもわたしは病気。
昔のドラマでありました。



教師をしていて婚期は遅れたが、
結婚できて夫と同居が始まる主人公。

しかし彼女は料理ができません。
頑張っても無理で、

旦那様は家政婦さんを雇います。
料理から家事全般、

若い家政婦はなんでもこなします。
そして奥さんは結核を患うんです。

いつのまにか旦那と家政婦は
ただならぬ仲になっており、



「ねえ旦那様?奥様いつになったら死ぬの?
強いお薬飲んでるから長くないって言ったの
あれは嘘だったの?」


「嘘じゃないよ、妻が先だったら
必ず君を奥さんにするから待っていてくれ。」



奥さんは結局、結核を乗り越え
離婚したと思います。




なんか旦那が家政婦さんの話をしただけで、
わたしは昔みたドラマのあらすじまで
思い出してしまうほど、

自分が病気してこんななってることを
気にしてしまってるんだなあとはっきりわかりました。

言って、後味が悪かったですね。


でも、わたしが今一番こわいのは、
料理上手で若くてそ健康な家政婦業の女性です。