毎年クリスマスにはシャンパンと苺とキャビアで乾杯、という楽しみな決まりがありました。5年間だけでしたけど。もう、30年以上前の事です。

その後、お高いことも手伝ってずっとキャビアとは無縁でした。食べたいと思わなかったわけではありませんが、意識的に記憶の片隅に追いやっていました。

そんな事をふと思い出して、先日 代用品のランプフィッシュキャビアなるものを知って購入してみたのですが。




まぁ、嘘ものですから^^;

まんまで食べるとひどくガッカリしますが、↑画像のようにクリームチーズの力を借りたりすればなんちゃって感を楽しめました。なんちゃってなりにも、懐かしかったからそれで良し。

☆*:.。.  .。.:*☆

記憶の片隅に追いやっていた
キャビアを思い出したのは…

昨年、話題になっていたドラマ「silent」。
ヒロインが新たに向き合いたいと望む彼から「なに食べたい?」と聞かれて、初めは「何でもいい」と答えるのですが。何かを思いついたように「やっぱり何でも良くない。ハンバーグ以外で。」と答えるシーンを見て。

50代女子は膝裏カックンをされ、バランスを崩すように泣きました ^^;

あぁ、これなんだろうな、このドラマが人気なのは…と勝手に考察したりして。

目の前の彼と手をつなぐために手放したもう一つの想い、このドラマの登場人物はみんな約束や思い出を使いまわしたり差し替えたりは決してしない。

そこなんだろうなぁと、いつもならまず選択しない恋愛ドラマなるものを見て思いました。

この、「使いまわさない」って実生活では結構 難しいことだと思います。


そして。自分には取り柄がない、ない、ってずーっと思ってきましたけれど、


あら?

私も使いまわしていないじゃない!?

と。

自分の取り柄にようやく気づけた2023。

まぁ、その「取り柄」のおかげで生きづらかったりもするのでしょうが。

気づけて嬉しい2023。

今年は奮発して本物キャビアを食べられるよう、お仕事バリバリ頑張ろうと思います^ ^。