今日ふいに
自分が「カギっ子」だったことを思い出しました。

「カギっ子」

今でも言うのかな?…言わないか。

少なくても今の時代、首から鍵をぶら下げてる子はいないよね、きっと。



あの頃・・・

四畳半一間の風呂なし共同トイレのアパートには
不思議で優しい大人たちが住んでいて
結構 あたしのトラウマになっていたりします。
いい意味で(笑)?

またそれはいずれお話しするとして…



カギっ子だったことを思い出したのはコレがきっかけ↓↓




公園のある暮らし



コンビニで見かけて懐かしくってついついお買い上げ。



小学一年生だった私の夜の日課は銭湯通い。
大抵は母と一緒だったけど、母の都合で一人で行かなければならない時は
決まって「風呂上がりの一杯賃」を渡してもらえた。

そんな夜は、番台に座るおばちゃんの視線を感じながら
更衣室の体重計の横にある冷蔵庫を前に悩む私。

悩む、悩む、、、


コーヒー牛乳かフルーツ牛乳かマミーか…



そんなことを思い出して。


いつも会ってたタワシでゴシゴシ身体を洗う巨漢のおばちゃんとか
スレンダーなボディがキャンパス代わりになってるお姉さんとか
必ず向かって右はじ奥の洗い場を陣取るおばあちゃんとか


そんなことを思い出して。




あの時代。



昼間は縫製の仕事をこなして夜は内職。

そんなふうに頑張ってくれていた母を思い出して。


いま、奔放極まりない母を
全部ではなくてもほんの一部、少しくらいは。
ほんのちょっとは赦してあげようかな…と


そんなことを考えながら
お買い上げしたマミーを一気に飲み干した今朝でした。