左目開眼がキツいけど
ずっと気になっていたDVDを観ることに決めた休日。
それは邦画『魍魎の匣』![映画](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/234.gif)
![$眼瞼(がんけん)ケイレンがゆく](https://stat.ameba.jp/user_images/20100516/18/6511chiyo/1c/62/j/t01540219_0154021910544498662.jpg?caw=800)
邦画は大好き。京極夏彦の小説も好き。
でもこの前作でもあり、映画化された『姑獲鳥の夏』に
「あ~やっぱり京極作品の映像化は無理ねぇ…」
なんて思っていたのに、映画化されるとなるとやっぱり観たかった私。
姑獲鳥~の時は原作を読み終えてDVDで観たんだけど
魍魎~は、まだ原作を途中までしか読んでいないまま映画館で観た。
それが良かった?のか、安っぽいSF映画みたいな終盤に萎えてしまい
前作より変更のあったキャストに不満はあったものの、まぁまぁだった。
でも、小説の中で説明される
登場人物の詳細な相関図を知らないまま観てる人たちには
きっと???ばかりで、満足できる人はいないだろうな~
なんて、確かそんな映画だった。
映画を観た後で、なが~い長い原作を読み終えて・・・
何故、あんなに端折りまっくていた映画版を
まぁまぁなりに満足してしまったのかσ(^_^;)?
ずっと気になっていて。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
映画は時系列を入れ替えてすすむ類の作り。
美少女連続殺人と新興宗教、まさに匣のような建物の医学研究所。
その三つが繋がる事件の真相(深層)部分を
古本屋で宮司で憑物落としの京極堂が暴いてゆく推理小説…を映像化。
時にコメディタッチで描かれていてテンポも私好み。
堤真一は原作の京極堂を多少崩しつつ、凛としてるし
個人的に大好きな、不思議な力を持つ榎木津探偵の阿部寛にも満足。
でもやっぱり、京極作品を読み慣れていないと
字幕スーパーが必要なくらい、役者の台詞が聞き取れない。
(これは、役者の滑舌の問題とも違う)
この作品を観た時、私はきっと映画に対して
一番ベストな立ち位置だったんだろうな。
『姑獲鳥の夏』を小説・映画共に経験していて
『魍魎の匣』の映画化に期待しないまま
詳細な人物相関図を把握しつつ
小説(原作)の世界に二三歩足を踏み入れてから
映画の匣の中に入って行った。
ぼんやりとしたまま…。
まさに魍魎の世界。
だからラストで、
京極堂と関口の奥様がそれぞれ登場して
スクリーンに華を添えるシーンも
前作から観て当然で、
清水美砂も篠原涼子も綺麗だから私は好き。
(関口役は、永瀬正敏の方がいい…椎名吉平では強すぎる気が・・
)
ただ・・・
本当のほんとうのラスト。
匣の中の少女が吐きだす言葉。
その言葉に込められた意味に、伏線がなかった本編が残念。
やっぱり、あの長編を2時間に収めるのは無理。
(分かってはいたけど(笑)
)
人はきっとみんな、何らかの匣の中で生きているのかもしれません…
ずっと気になっていたDVDを観ることに決めた休日。
それは邦画『魍魎の匣』
![映画](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/234.gif)
![$眼瞼(がんけん)ケイレンがゆく](https://stat.ameba.jp/user_images/20100516/18/6511chiyo/1c/62/j/t01540219_0154021910544498662.jpg?caw=800)
邦画は大好き。京極夏彦の小説も好き。
でもこの前作でもあり、映画化された『姑獲鳥の夏』に
「あ~やっぱり京極作品の映像化は無理ねぇ…」
なんて思っていたのに、映画化されるとなるとやっぱり観たかった私。
姑獲鳥~の時は原作を読み終えてDVDで観たんだけど
魍魎~は、まだ原作を途中までしか読んでいないまま映画館で観た。
それが良かった?のか、安っぽいSF映画みたいな終盤に萎えてしまい
前作より変更のあったキャストに不満はあったものの、まぁまぁだった。
でも、小説の中で説明される
登場人物の詳細な相関図を知らないまま観てる人たちには
きっと???ばかりで、満足できる人はいないだろうな~
なんて、確かそんな映画だった。
映画を観た後で、なが~い長い原作を読み終えて・・・
何故、あんなに端折りまっくていた映画版を
まぁまぁなりに満足してしまったのかσ(^_^;)?
ずっと気になっていて。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
映画は時系列を入れ替えてすすむ類の作り。
美少女連続殺人と新興宗教、まさに匣のような建物の医学研究所。
その三つが繋がる事件の真相(深層)部分を
古本屋で宮司で憑物落としの京極堂が暴いてゆく推理小説…を映像化。
時にコメディタッチで描かれていてテンポも私好み。
堤真一は原作の京極堂を多少崩しつつ、凛としてるし
個人的に大好きな、不思議な力を持つ榎木津探偵の阿部寛にも満足。
でもやっぱり、京極作品を読み慣れていないと
字幕スーパーが必要なくらい、役者の台詞が聞き取れない。
(これは、役者の滑舌の問題とも違う)
この作品を観た時、私はきっと映画に対して
一番ベストな立ち位置だったんだろうな。
『姑獲鳥の夏』を小説・映画共に経験していて
『魍魎の匣』の映画化に期待しないまま
詳細な人物相関図を把握しつつ
小説(原作)の世界に二三歩足を踏み入れてから
映画の匣の中に入って行った。
ぼんやりとしたまま…。
まさに魍魎の世界。
だからラストで、
京極堂と関口の奥様がそれぞれ登場して
スクリーンに華を添えるシーンも
前作から観て当然で、
清水美砂も篠原涼子も綺麗だから私は好き。
(関口役は、永瀬正敏の方がいい…椎名吉平では強すぎる気が・・
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
ただ・・・
本当のほんとうのラスト。
匣の中の少女が吐きだす言葉。
その言葉に込められた意味に、伏線がなかった本編が残念。
やっぱり、あの長編を2時間に収めるのは無理。
(分かってはいたけど(笑)
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
人はきっとみんな、何らかの匣の中で生きているのかもしれません…