あえか

紐帯

気宇

転た

相生

如意

赤心

玉響

泥む

僥倖

偶さか

夕轟

恋水

恋風

客愁

垂り雪

 

読めね~~~。

全然読めない単語ばかり。

でも、その読み方と意味を知ると、こんなに美しい日本語があるのか、って思います。


例えば、「泥む」って単語。

「なずむ」と読みます。

なかなか進まない。とらわれる。ひたむきに想いをよせる。って意味だそうで。

 

「泥む恋」…いいなぁ。



日本語ではありませんが
こんなものも。





『3本のマッチ』


真っ黒な暗闇の中。

愛しい人と二人。

手元には何本かのマッチ。


「マッチを三本すらせてくれる?」


シュッ。


「この1本は君の瞳をみつめるために。」


シュッ。


「この1本は君の濡れた唇を眺めるために。」


シュッ。


「この1本は君の美しい顔全部を見ているために。」




「そして残ったこの暗闇は、、、。」


「今の全てを思い出すために。君をだきしめながら。」



多少、私の脚色が入ってますが、30代の頃に知ったこの誰かの文章、シチュエーションにとても憧れた。

ああ、実際にこんなこと言ってみたい!って。

でも、まあ、実際にはこんなことを普通にできる状況には、なかなかならねえよなあ、、、。

照れも、恥ずかしさもなく、思いっきりくそ真面目にこんなこと言ってみたい、、、。


『あのお、、、マッチ持ってるんだけどさあ、、、、。』






やはり ラブレターは最強だ。