星座は、英語で「コンステレーション(Constellation)」と言うそうですが、この言葉は心理学でも使われている言葉だそうです。

自分の人生の様々な出来事(星)が1つの星座になって意味を作る時、「あんなことなかったらよかった」って思うような悲しいことや、「思い出すだけで苦しい」と思うようなつらい出来事の「1つの点」も、なくてはならないものであるわけです。

人生は壮大なあみだくじであって、ありとあらゆる選択を続けてきた結果、今、自分の人生の最果ての場所に立っているわけで、今が幸せだと思えるのならば、これまでの道のりも完全にオッケーだったわけです。

だって、それがあるからこそ、今の場所があるわけですから。





以下はジャズシンガーの綾戸智絵さんが語っていた言葉です。


彼女はなんだかんだと様々なつらく悲しい経験も積まれてきたそうですが、それを踏まえてこんなことを言っていたんです。

自分のライブに来てくれて1番前の席に座っているあんちゃん。あのあんちゃんにも、今までの私の人生の数々の出来事が積み重なったからこそ出会えてる、と。

自分が経験したことがどんな過去であろうと、あの過去がなければ目の前の人には出会えていない。この人に出会えたのは私の過去があったからこそ。

だから、「今までの人生を肯定してくれるのは、次に出会えた人。」だと。


要は、つらいことがあろうが、悲しいことがあろうが、自分の人生には大きな意味があって、無駄なことなんて1つもないし、不必要なことも何にもなかったんだよ、って思えれば、生きるのが楽じゃないですか。