6月28日
昼間に、某所でカシの高所に付くノコギリクワガタを見てしまい、
そういう時に限って長竿なんて持っていない。
…で、ヤル気に火が着いてしまい、夜回りに行くことにしたが、
一人で行くと言うとまた子供にまた文句言われそうなので、
子供も連れて車で行くことにした。
せっかくなので、
先日上の子(7歳・小1)がデザインしてくれた帽子を初使用(笑)
日没して、暗くなってきた頃に家を出て、
まずは昼間にノコを見つけた場所に行ってみると、
予想以上にたくさんのノコギリクワガタが付いており、
蹴ってみたり、網で落としたりして十数頭。
ただ、数はそれなりに多いものの
個人的に持ち帰りたくなるような大きな個体はおらず、
子供2人が2♂ずつ採って、私自身のキープは無し。
とはいえ、これだけの数がいるなら
シーズン中に何度か来てみても良いかもしれない。
…で、せっかくなので
そこからしばらく走った斜面のカシの木ポイントにも行ってみることに。
そちらは毎年カブ・クワがよく集まる場所で、
斜面なのでちょっと足場は悪いが楽しい場所。
ライトで照らすと
さっそく何頭ものノコギリクワガタやカブトムシが光の中に浮かび上がる。
2本並んだカシの木で、上から下まででカブクワ合わせて十数頭という感じか。
4mほどの高さにそこそこデカそうなのがいるので採ってみる…
…が、手元にくると思ったほど大きくない。
たぶん、62~63mmという感じ。
悪いサイズではないんだが、このサイズはシーズン中に結構見られるし、
自分用にキープする程ではないな…と。
下の子(4歳)がカブトムシを採りたいというので
斜面で下側から体を支えてあげて、採らせる。
それから木の全体を改めてみてみるが、
ツタっぽいのが絡んでいるので確認しづらいものの、
持ち帰りたくなるレベルの大きさのはいないっぽい…?
再度念入りに確認しながら木の周囲をぐるりと一周し、
根元の窪みっぽい所も照らし……たところ、
大きそうなのが見えた。
ツタの奥に、65mmはありそうなのがいる。
「おっ、これ大きいか?」
とツタをかき分けて掴んでみると、太い。
瞬間、65mmは超えたのは理解した。
引きずり出して、とりあえずキープ確定。
あとは何mmあるか、だ。
財布に常備(笑)しているカード定規を当ててみると、
「あ、やばいかも…」
帰宅してからノギスを当ててみたところ、
超えた。
70mmOVERだ。
本土ノコギリで70mmOVERを採るのは、実は初めて。
今まで68~69mmぐらいまでは採ったことがあったが、
70mmに届くものは採ったことがなかった。
叫ぶほどの感激とまではいかないまでも、
(※過去に何度か、クワガタを採って叫んだことがある)
心の奥からムクムクと込み上げてくる嬉しさがある。
ブログを書いている今も、
何度目か分からないノギスを当ててニヤニヤしてる程度には、嬉しい。
…う~ん、
もしかして、7歳が作ってくれた帽子のおかげ?