サッカーのお仕事体験記
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あれから2ヶ月

この夏の暑い、熱いインターン生活から2ヶ月。


あの日々はなんだったのか、あれからなにか変わったのか、振り返ります。




今、自分が書いた文章を振り返って読みました。


当日に疲れきって書いていた自分を思い出しながら。

(文章のつたなさには目をつむりながら)



思い出すのは、ホームゲームの準備の大変さと、それを補って余りある充実感。

選手が、「サポーターの為に」っていう気持ちになるのも分かるほどの人々の熱気。


サッカーという勝負事に、全てをかける。

選手も、サポーターも、スタッフも。


負けが続けば気持ちがバラバラになるリスクを常に抱えながら、それでも勝利の時の一体感を追い求めている感じ。

それだけの価値がある。スポーツビジネスには。

この仕事は、そう思わせるのに十分な力を持ってます。




あそこで働いている人たちに出会えたことは何より大きかった。


チームスタッフは、サポーターに気持ちよく応援してもらうこと、スタジアムに来てもらうことを唯一最大の目標にしている。


選手とサポーターの架け橋になりながら、道をつくるイメージでしょうか。


もちろん売上高、利益率、観客動員数と、数字はついてまわるけど、


「一番大事にしていること」は決して見失わないようにしているのを強く感じました。


これはサッカービジネスに限ることじゃない。

これから自分が仕事をする上で、生きていく上で、常に心に留めておくべき要素のはず。

忘れないようにしたい。




そして、最後にこのインターンで得た最大のポイント。

それは一言で言えば、「考え方」とか「姿勢」っていわれるものだと思う。


あれから、少しずつの時間をできるだけ全力で過ごそうとしてる自分がいます。


後悔しないように。最善を尽くせるように。常にベストを追い求めるように。


大学4年。ただでさえいろいろやっておきたいと考える時期だけど、

考えるだけじゃなくてそれを実行に移す力を与えてもらったような気がしています。


ありがとうございました。と言いたい。

機会があれば、ぜひまた。










無事終了

昨日、短いサッカービジネス体験が終了しました。


最終日は挨拶とちょっとした外回り(お得意さんを回りつつポスター張り)

と備品の洗濯。


最後まで担当してもらった人にいろいろ話を聞いてきた。

自分から動く、とかその他いろいろ。

本当にありがとうございました。




これから、

この体験記の総まとめをじっくり考えて書いて、この連載も終わりです。





ほぼ最終日

明日は挨拶だけということなので実質の最終日。

でも意外にまったりした一日(笑)

今日はウェブに載せるらしい日記を一日分まかされたりして、

創造力をかきたてられた。




あとは、志願して選手への雑誌の取材に同席させて頂いちゃいました。

ありがとうございます。

インタビュー前には練習も見学。

「こういう練習してるのかぁ」

という思いと

「練習でもお客さんこのぐらい人集まるのかぁ」

という思いを持ちました。

あとは選手のファンサービスの姿勢。

以前スタッフの方が「サインをしてくれって頼まれるのは世の中のほんの一握りの人だけで、しかも数年間だけだ」

といっていた。だからサインなんてプロなら当然するべきだ、ということ。

納得。

さてインタビュー。

インタビューってこう進むのかぁ、という感じ。

聞きながら、語りながら、横で写真とりながら。

これまたいい経験でした。

その後にはプロスポーツ広報について話を聞くことができた。

企業広報は情報を守るけど、うちはむしろ表に出していく。

広告宣伝費はないから、広報をうまく使ったり。

でも一方で守るものもありつつ。

メディアと、選手と、チームの間に入って、バランスをとる、ということ。

「バランスをとる」、ということは自分にとって人生において重要なことだと思ってる。

その言葉が今日広報の方から聞けたのは嬉しかった。




さて、あしたで終わりだ。

終わりが近づけば、全てがいい経験だった。

経験を大切に。

もう終わりが近い!

昨日は燃え尽き感で休みを頂いちゃいました。(試合の次の日は基本午後からか休みらしい。)


そして今日。


もう終わりが近いです。


複雑な心境。


しんどいこともあったけど、やっぱり楽しいんだと思う。


と、感傷的な話はまだおいておきます。




今日は一人だけでの仕事が多かったかな。


もはや毎朝恒例の新聞記事集め。


加えて、


アンケートの集計。



あ、

合間にちょっとマスコットの着ぐるみ着たりもしました(笑)


あとはいつものようにいろいろとお手伝い。


実質あと1日しかないから、


いる間にあれとあれはやっておきたい・・・・みたいなことが頭をよぎるまでになりました。


おかげさまで・・・



さて、

今日のこぼれ話として、スタッフのみなさんの経歴がちょっとわかりました。


みなさんいろいろな経緯を経て今ここにいるようです。


しかし、皆さん想いを貫いた結果ここにいる様子。



「サッカーに関わる仕事がしたい」っていう人は多いと思う。


その気持ちがどれだけ本気か。


その本気をどれだけ行動に移せるか。


行動とともにリスクをとれるか。


つまり、覚悟ができるか。


そこを振り切ると、道が開けるし、チャンスがめぐってくるんだな、と感じた。


もちろんここには「到達した」人しかいないからそう思うのかもしれない。


でも、たどり着きたいなら振り切らないとダメだ、っていうことはいえると思う。


それはもちろんサッカーの仕事に限ったことじゃないはず。


強く意思を持って、「行動している」人にとってチャンスは・・・




「 足元をごらんよ きっと転がってるさ 」(ミスチル)





最後のホームゲーム

勝った・・・よかった・・・


素直に嬉しいです。


ホームゲームの勝利は格別です。本当によかった・・・




今日のゲーム前からゲーム中、はじめて来るお客さんと直接対話することが多いポジションについた。


席に誘導して、「うおーすげー」的なリアクション、「スタジアムおもしろいですね」的な言葉があると感動する。


スタジアムにはじめて来た人に、また来ようと思わせることがいかに重要か、ってことです。



試合後は選手のファンサービスの整備。


お客さんが乗り出してきちゃったりして危ないので。これも選手とサポーターをつなぐ現場でした。



もちろん試合のずいぶん前から試合後まで、いろんな準備、撤収でバタバタ走り回ってたわけなんですが、


そこは今は省きましょう。



今日は、ものすごい充実感と燃え尽き感とともに、このへんで終わります。


平日ナイター前日

8日目。


「試合前日の準備」の日。


そして会議の火曜日。


一度の経験が二度目をずいぶん楽にさせてくれています。


特に精神的に。


自分の判断で動くべき場面で、一度でも経験の蓄積があるのは本当にでかい。


そんなことを再認識した一日でした。




明日の試合は、本当に重要。


勝ってくれ!

週の始まり。

通算7日目。


今週は水曜にホームゲーム。平日ナイター。


それに向けて動き出しています。いろいろと準備準備。


その他に今日勉強になったのは・・・



駅とお店へのポスター張り。



駅にも某チェーン店にもチームの常設の特別コーナーがあって、いい関係を築いているとのこと。


チームと絡めて商品作ったりとか。駅でチケット買えたりとか。


ただ「応援してくれてる」だけじゃなくて、そこがビジネスにも結びつけば最高なわけです。


逆に、どう結びつけるか、を考えなければならないということなのでしょう。



今日の日経新聞に「地域と密着するJリーグチーム」みたいな記事がありました。


朝見た記事の現場をその日に体験する、そんな印象深い体験をした一日。



ホームゲーム後

通算6日目。


ホームゲーム後は、少しやりきった感が立ち込めていました。


一山越えた、と。



今日の目新しい仕事は・・・



「練習上に行って選手にプレゼント等用のサインをもらう」



こういうのもチームによるらしい。


サインするのが普通のチームもあれば、そういうのを拒否する選手が普通にいたりするチームもあるらしい。


そこをどう管理するかってのもスタッフ、チーム次第だとか。


「プロとは?」


ということを考えさせる話でした。

試合!!

5日目。


ついに試合当日!ホームゲーム!


ホームゲームの運営はホームのチームが行います。


朝から準備、準備。


そして豪雨。撤収。


雨が幾分弱まり、再び設営。


怒涛の動きでした。



しかし!


ゲームを楽しみにしてきてくれているお客さんを見ると


やらなければ


と思うものです。


ゲームが始まれば、皆が同じことに集中し、同じ気持ちで声を出し、歌い、応援する。


気持ちよく応援してもらうために、スタッフは動く。


勝利への気持ちは選手もサポーターもスタッフも同じ。



熱狂や陶酔にとりつかれ、大変でも仕事を楽しめてしまう気持ち、分かりました。


試合前日

4日目


試合前日。


緊張感と高揚感がたちこめる。


自分の仕事といえば、


会場に荷物を運んだり、会場設営したり、必要な備品を作ったり。


正直大変です。


しかし明日の試合やイベントを楽しんでもらうために、


今日がある!